kodachie のすべての投稿

2017年振り返り

IMG_0693

今年は移動生活がピタリと止んだ年でした

今までの どこかへゆく 暮らす 描く 帰る 休む

のリズムが変化し

暮らすと描くを 一つの場所で通年行った

いや 画家としては全く普通のことなんだけど

7年ほど アトリエなしの移動制作だったから 一周回って新鮮味

でも この数年は 次に自分がやるべき(描くべき)もの と行くべき場所 暮らし方の歯車が合ってきていて 予感はあった

移動が止まること じっくり絵をひとところで描くこと

ハレとケの区別なく 津奈木町で行った「絵に成る暮らし」を 毎日淡々とやること

絵と暮らしと自分の身の丈は合っている

無理がない

それでも動き続ける限り 全ての物事は移り変わって行くのだから

いつも感じるのはやはり 今が終わりゆく 黄昏の気持ち

その中の複雑な感覚の機微

そのために夕暮れを描くことは今後も続きそう

まだ行き着いていない

でも焦ることも別になくて だって暮らしていく歩調と共にしか結局見えて来ん

自分の軌道を行くとき 誰の何も参考にならん

当たり前のことがちゃんと腑に落ちて

長い坂を見ている気分

でも 新しい出会いとか 今までにない人と自分の関係性とか

未知で知らないことだらけの部分はただひたすらに嬉しい

知らないことがいっぱいで嬉しすぎる

もっとショック受けたい

情報と経験と感覚の区別がついてきてるから

来年は どういう絵と成るかな

その楽しみと 夕暮れの哀しみと

「絵画の冒険」します

六本木アートナイト2017
「絵画の冒険」

9月30日(土)と10月1日(日)に六本木各所にて朝から晩まで行われる祭りにて しずしず絵を描きます!
私が居るのは 三河台公園というところで
ギラギラ六本木からスッと一歩奥に広がる静かな公園です

本当に様々な目移りしちゃうような催しが目白押しですが
私は「チカソシキ」さんという素敵な裏方チームの人々に非常に盛り立ててもらい これまで一人であちらこちらの場でやってきた 絵との出会い方 ものの見え方の私なりの術を
いっぺんにやるような感じです 三つあります

「絵に成る光景」
所構わずやってきた公開制作 去年のつなぎ美術館での海での屋外制作から一年
今年は六本木の公園で しかも朝から深夜24時まで
ヒー 夜更かし

「冒険する二つの目」
当日来た人が公園で物を見る冒険をする参加型作品
視点を自在に伸び縮みさせて あらゆるものに フォーカスしたい

「歩く絵の冒険」
始まりは横浜、寿町 それからあちらこちら 絵を歩かせましたが 久しぶりに 六本木の街に絵を放ちます
私が公園で絵を描いて居る間も 私の絵は六本木の街をうろうろします 会えるといいね
どんな景色が見えるでしょう

三河台公園では 私のプログラムと並行して
木村崇人さんと岡本憲昭さんの作品も展開されまして
わっしょい!静かながらふつふつとタギルお祭りとなるでしょう

なんや上手く説明はできませんが
私にとっては 7年ほどうろうろしながら絵と人との出会い方について考えて来たことの 一つの まとめです

ともかく朝から晩まで六本木にいますので
公園ですので
ふら〜と遊びに来て下さい
絵のまえで待ってます!!!!!!!!

詳しい日時などはホムペジからどうぞ
http://www.roppongiartnight.com/2017/programs/6615

 1
IMG_0308

夏!展示のお知らせ 

あれ〜
もう夏ですか

ブログを久しぶりに書きます
年明け VOCA展終わってから というか
ここ数年 長期滞在で旅と絵と暮らし
毎度 何かやりきり感と 次へ感がズンズン見えて来た
旅の終わりを感じたのは去年の津奈木町での滞在後
地元である大田区で 住んでいる場所でVOCA展のための絵を描いてみて
旅する目線が もはや 旅という非日常を通さずとも
私の目に宿るとわかった
どこで描こうが 何を見ようが 目は 鮮度を保つ
それが 7年ほどの旅の一つの成果であったと思った
そして 絵の内容もここ数年で節目を迎え VOCA展で久しぶりに東京で展示した後から
ああ しばらく 旅はしないのかもしれないと 思った
タイミングよく引っ越しをし 大学以来の 本格的なマイアトリエを手にいれたのもある
そうすると 不思議なことに
今までよけるように過ごして来た東京での展示や制作を 今年はすることになっている

そんなわけで ずっと家にいる
家で暮らしながら 絵を描いている
引っ越しした西所沢の景色は 今まで行ったどことも違う
ずっと人が住んでいた場所 里山 桑畑の跡を縫うように道路ができて
迷路のような道が気に入っている
全然田舎ではなく 超便利 だけど 町のあり方が 微妙に地形に沿っていて
くねくね 元畑だったところにある住宅地を行くと 不意に残っている里山に出会ったり 小さな水路 トトロの森! 一方 郊外型の店
道路 畑 コンビニ 家 家 家
そしていきなり謎のどでかいドーム!西武ドーム
里山と家とコンビニなのに いきなり観覧車!西武園
狭山湖 変なダムの景観
とかく ヘンテコで でも それらに人間なりの理由があるのが面白い
「人が住む場所」
と 思った
住んで見るのと 側から見るのはやはり違うく
自転車で走る道は すごく良い
一方 車も少し運転できるようになった
ドレミの丘という 微妙な高さの丘が好きだ
そこから見る夕焼けが好きだ

もうすぐ始まる展示では
近所の絵を描いた

昨年の今頃は 津奈木町にいた その暑さ 海への道の感触
美術館での美味しいご飯
ありありと思い出せる 遠い思い出 とかでなく
実感と感触として残っている
それは この数年の旅の どんな場面も同じ
過去じゃなく
その時あった 確かな感触は 今も同じ


それらを携えて
今年は家に引きこもり絵を描いています
家最高。。。

展示は7月24日から銀座のコバヤシ画廊にて!
詳細は  NEWS欄にて

写真は ドレミの丘の サッコ
IMG_9849

個展のお知らせ

個展をやります
銀座です!
夏です!

この期間中
銀座の画廊が
「新世代への視点2017」として 同時開催の企画をしているそうで
その中の一つで 展示します
ぜひお越しください〜

 

 

幸田千依展
2017.7.24月曜日〜8.5土曜日
11:30~19:00
日曜休廊 最終日17:00まで

 

コバヤシ画廊
東京都中央区銀座3-8-12ヤマトビルB1

VOCA2017 展覧会のお知らせ

3月11日から上野の森美術館にて開催される

「VOCA2017 現代美術の展望 ー新しい平面の作家たちー 」に参加します

春です! ぜひ 上野散策兼ねてお越し下さい

私は 昨年京浜島にて制作した「二つの眼を主語にして」という絵を展示します

VOCA賞を頂いた作品です

受賞にあたってのコメントです

「このような賞を頂き、予想を超えてこれまで様々な土地で出会った皆様の喜びの声を聴くことができ、大変驚くとともに心から嬉しく思っています。
かれこれ7年ほど、絵を描くことと様々な土地で暮らすことの両方を一つの歯車のように行ってきましたが、そこには常にズレがあり、そのズレを次へ次へ進みながら新しく調整をしてきました。
その中で徐々に浮かび上がってきたことはやはり、自分のもつこの眼の存在をなしにして、ものを感じたり考えたりすることはできず、自らが今立っている足場の感触とそこから見えているものを起点にその裏側や対極や真下をも見ていこうという、至ってシンプルな強い自覚でした。その自覚により、私の中から緊張した謎の観念(なぜか思い込んでいたこと)のようなものは徐々に消え、あるのは実感される相対関係との調和です。黄昏の光が街に広がって自分の顔に跳ね返ってくる、その熱を受ける眼と皮膚と足場を意識しながら、誰が見てもただ「絵」となって照り返すような作品を今はもっと描きたい。誰もが自分の持つ感覚で確かめることのできる、確かなものとしての絵を描きたいです。
この数年加速度を増してかみ合ってきた制作と暮らし、眼と手、によって今回の作品を描くことができ自分にとってもひとつの節目となりそうです。
これからも、時間をかけてノビノビとやっていきたいです。」

<詳細>

名称 VOCA展2017 現代美術の展望─新しい平面の作家たち
会場 上野の森美術館
会期 3月11日(土)〜3月30日(木)
休館 会期中無休
開館時間 午前10時─午後6時(入館は閉館の30分前まで)
観覧料 一般600(500)円/大学生500円/高校生以下無料

http://www.ueno-mori.org/exhibitions/main/voca/2017/