甲府滞在後記

甲府での展示「Flowing out」を終えて家に戻ってきました!

企画してくれた歩帆舎の五味文子ちゃん 堀切春水ちゃんありがとう お疲れ様でした

滞在したのは3週間くらいだったけれど えらく長くいたような 後半はあっという間なような 時間感覚おかしい滞在だった

去年くらいから「滞在制作」という絵の描き方があまりなくなり 家にこもって描くことが増えていたから 久しぶりに 一人で旅に出る感覚 懐かしさとドキドキ

とはいえ 一年に一度は普通に遊びに来る甲府

絵を描く暮らしで 何を見るのかな

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銀座通りは 歩帆舎企画! 実際見るとかなり良い 藍染ののれん

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10月27日!あいの縁故節盆踊り大会やりますよ〜〜〜〜!看板嬉しい

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今回も五味醤油で何度もご飯を頂いた この有り難みは毎度新鮮。。

と ナチュラルに始まった暮らしでしたが 今振り返って感覚を確かめると

懐かしいと新しいと 昔と今と 発見と発掘と 新しい自分と古い自分と

全部が容赦なく分別なく入り乱れていた

海に入って ぬるいところと冷たいところに同時に触れた時のような 言葉にして分けることのできない 滞在だった

前半は ほとんど言葉を話していなく 頭が春みたいにボ〜ッとしていた

覚醒というより眠る前みたいな その理由は あとあと気がつくけれど

赤ちゃんや子供 お母さん達(ごみふみ、春水ちゃん、みずちゃん)と毎日時間を過ごしていたからだ

なんか脳みその使う部分違うないつもと。。と思っていたら 言葉のない(少ない)人たちといたからだったんだ

そんな中絵を描く という経験は初めてで 新たな刺激

言葉で 絵の具に触ってはダメ!というのではなく

子供からしたら未知の 真剣オーラを畳一畳分くらい出して 背中で語る みたいな 父親っぽい意識で絵を描くことを覚えた

はるほは 一緒に絵を描くことで 私が絵を描くことを少し分かってくれたような気がした ちょっかいは出してくるけど それは私のことが好きだからで嬉しい

ちゆきは言葉が完全に通じるので 私の中では普段とあまり変わらずだった

すごい

りょうちゃんは 意外にも絵の具にはほとんど触らず たまにニコニコしながら私の脇に抱きついてくるのを ギュ〜っとすると 満足そうに帰っていく その儀式

よもぎはまだ私を認識しておらず ものをひたすら舐めるので 危ないものは遠ざけておく でも動きがまだ遅いので こちらがオーラで気を配っておればセーフ

という具合に 一緒の空間にいる人たちと 言葉や説明なしで日々過ごせたことは

よく考えたら楽かもしれない

絵を描くときに 言葉で考えているというよりは 目で決めている という状態で

それを言葉で説明するのは 翻訳みたいな感じになっちゃう

そういうことなしに公開制作?なのか 毎日 相変わらず人のおにぎりを頂きながら絵を描けたのは楽しかった

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ごみふみと よもぎちゃんと まずは掃除から!ってこの感じが

5年前の御岳の山での合宿のようでジーンとする

 

 

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今回、東京で描いたおーきな作品を 五味醤油の素敵なトラックで 文子さんとよしゆきさん(五味父)がわざわざ家まで取りに来てくれました

その作品を組み立ててくれている スーパー好印象 まりえちゃん(大工さん)

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工務店のような顔の広さと人柄の良さで 人と人を出会わせてくれる 仁くん

今回 初めて 仁夫妻とサシで若奴で呑んで話せたのは 新しい経験で

嬉しかった

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畳一畳分ほどのコンパクトアトリエキッドで 制作場所が出来上がり

今見るとよもぎちゃんの顔がまだぼんやりしている この後3週間で人間度が増す

赤ちゃんの成長おそるべし 赤ちゃんを見ていると 私たち人間は

その体と心の成長度合いによって 今やるべきこと 味わうべき感覚 鍛えるべき筋肉などが決まっており そのことを実は知っている というワナワナする感動がある

私にだって 今味わうべきものがあり それを目を見開いて全力でやらなくてはいけないんだ みたいな

 

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絵の始まり 2%

ごみふみのおばあちゃん 初子さんに捧げる絵

私は大学を出たばかりの頃 なんで絵を描くんだろう?と考えたときに

イマイチよくわからなかったので 誰かのために絵を描く ということをやってみたら そのエネルギーの本質がわかるんじゃないかと思って

10人くらいに絵をあげたことがある

その時の 一人一人との間に起こった 絵を挟んでの体験 瞬間は

大きな絵を描くときに 今も 大事の素になっています

8月に個展をして 空っぽだった私は 今こそチャンス と 初子さんへの絵を描くことにしました

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子供は群がる

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五味家の焼肉パーティ! 全力で開いている ホスピタリティの大放出

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甲府の銭湯は温泉! これは今回初めて気づいて そっから毎日温泉に通うのが楽しみだった 地元のおばちゃんたちのコミュニティ感 そこにそっと混ざる

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いつも夕方 山が見たくて仕方ない チラチラ見えるんだけど もっと全部見たい

 

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寺崎コーヒーさんの新しい路地裏のお店が良かった 路上でだらだらするの

銭湯でだらだらするのに似ている 少し裸の気持ち

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特等席

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テレビ取材された

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この写真の春水ちゃんイケてる

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描いているフリ

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絵は少しづつ変わる だんだん日が暮れるように 筆を置くたびに ささやかな思考が色と形に置き換わる

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竹の湯の向かいである夕方いきなりの火事

熱風が肌にくっついて 目が離せなかった 滞在中頃の出来事で

この時 自分が今 どこにいて 何をしに来ているのか のほほんとした頭に衝撃が走る

おじさんと犬が無事で良かった

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制作中 不意にいろんな人が遊びに来てくれるようになって来た

初子おばあちゃんも ご飯持って来てくれた

番台に座って「私、こいうとこ好き」と言っているのが可愛らしかった

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東京から不意に はがっちが来てくれた この日 甲府にはミッキーも来ていた

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コーヒーブレイクを提供してくださる歩帆舎の堀切春水さん

 

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風林火山 て文字見るとつい写真撮ってしまう 私は林

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NAP というお洒落素敵なBAR & ゲストハウスに、、、、

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思いがけず雅子さん(五味母)と二人で呑むことになるとは!

とても印象に残る夜 大切な夜

滞在の肝になる こういうことが不意に起こるから 一人で滞在制作するのは楽しい

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ひさつねさん遊びに来る

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キマってる

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これすごく可愛い

この後 いくちゃん 置き去りにされたと思い泣く

 

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変な写真

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みずちゃんの作品を 雑で不器用な性格の 私とごみふみで やっとこ貼り終わり 涙ながらに喜んだ

翌日全部テープ剥がれてて紙落ちてた やり直し

 

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カメラさんが甲府に来た!4年ぶりの甲府での再会 こっそりこみ上げる

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カメラさんが 皆と再会するシーンを見るのが嬉しかった こみ上げる

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甲府の街を一望した時の 視点の転換がとても好き

山からみる街 街に普段いる自分を思うし

街から見上げる山 あちらから見る目線もある と勇気を得るから

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玄くんとゆにちゃんのスタジオは 本当にすごい ここでミュージシャン達が

10月の縁故節のリハーサルをした

夢の実現

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一生忘れない

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リハーサルが終わる頃 街の灯 ちらほらと 私はこの場面を一生懸命 見た

見て 感覚もろとも覚えておこうと思った

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夜 久しぶりにおばあちゃんの家で夜ご飯 コロッケを初めて揚げたという

すごく美味しい 懐かしさと 新しさ 新しいコロッケ

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絵に描いている景色の実物は おばあちゃんの家の庭にある

描いているものと 現実とのギャップによく驚く

小石の一つ一つ 音や匂いも覚えておきたい

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なんだかんだ 展示の準備でバタバタバタ〜〜〜〜!

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みずちゃんも無事に到着 泉さんと再会

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短い設置時間だったけど 集中して頑張ったみずちゃん

二人きりで展示をするのは初めて 懐かしいのに 馴染みなのに 新しい

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夕方 武彦おじさんの家でバーベキュー

なななんと 5年ぶり? 火(水川)と山(カメラ)が再会

なぜかすごくホッとする

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どうしたって 御岳の山ごもりを思い出す

時間が経っていると知っているのに 時間が戻ったような感覚

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ちゆきに椅子を差し出す武彦さん それを撮影するカメラさん

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マシュマロを焼いてあげる優しいカメラさん ちゆきも嬉しそう

 

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展示初日!

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脱衣所から浴室に入ると ひんやりしたタイルの感じと陽の光

絵を見る と言っても その見ているものと同時に 五感を全て使っている

五感で覚えておくものだ

今後 ひんやりしたタイルの上歩くと絵を思い出す みたいなことも起こるかもしれない

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美しすぎる番台さん

 

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愛しのはるほ君

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おばあちゃんに 完成した絵を見せることができて

ラブレターを渡すような気持ち

 

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わー 上條さん 犬を連れて登場

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若尾さんも忙しい中見に来てくれた

ほんと 太陽のような人

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展示を終えて ちゆきがわーんと泣いて寂しそう みずちゃんも涙ぐみありがとう、、と言って別れたのだが

その後 台風で電車止まって結局甲府に泊まったみずちゃん

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男湯は 今村文さんの作品 午後の陽の効果がすごい

光は印象を変えるなあ 本当に 心を左右するよ

女湯の私たちとの 温度や熱や質の違いが面白い アーティストトークがかなり興味深かった

 

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台風やらなんやらあったけど いろんな偶然が重なり帰れることになった

みずちゃん

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三日間の展示は ホワァ〜〜〜〜〜 と過ぎ

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黄昏の気持ちが心満たす 絵を描いているときは わからない

寂しさ 今日が終わる予感 今がこぼれ落ちていく思慕

私は夕暮れが大好きだけど それは 過ぎ去る今を一番意識することができるから

でもそれはいつも寂しさとともにある

肯定的な寂しさ

でも 寂しいもんは寂しい できなかったことは沢山ある

しょうがないから よく覚えておいて 絵にする

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5年ぶりの風林火山集合写真 変わってない いや 変わってる!!

人間二人増えてる 信じられない 改めて

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この写真のみんなの顔が好き

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5年前 思い出ぽろぽろ

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これも好き 家族

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水本監督が 気配を消してずっと風林火山を撮影している

実は3年くらい前から

撮られていることを忘れて 変なことを喋っているであろう自分が怖い

でもこの写真はホームビデオとってる人みたい

 

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番台落ち着く〜〜 つい団子みたいにより集まっちゃう

 

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できました

午後の陽射しを 描くことができた 光と影の発見

揺れる小さなアケビ これまでの実り 紫の服 砂利のさざめき テーブルの陰影 コーヒーカップの日常 暗がり おばあちゃんは何に微笑んでいるの?

 

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ドッカーン!打ち上げだ〜 若奴 甲府で変わらないで欲しいものナンバーワン

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よしゆきさんの運転で 私と作品は帰りました

 

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山が美しい

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五味醤油トラック イン 談合坂

 

 

 

滞在や制作をすると  言葉にできないけど 頭に浮かぶイメージがある

個々の経験と瞬間を繋げる 大きな一個の思想?みたいなイメージ

だからそれを偉そうに発表するとかではなく それは 私がこれからも生きてくための 言葉ではない標識みたいなもの

いくら頭にそのイメージがあって 大切なことが感覚的には分かっていても

自分の心身さえ うまく扱えないことは多々

でもよもぎちゃんを見て 初子おばあちゃんを見て その間の年齢の様々な人達と関わっていると イメージは輝き出す

思い切って そのイメージを描いて見たんだけど

なんやこれ 葡萄じゃん!!

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こんなんじゃない。。こんなんじゃないんです。。。。

でもこんな風な大切なことが まだまだ図に表すことなど出来ず 私の中にくすぶっています

これからも

 

10月27日は縁故節盆踊り大会です

今はそれに向けて まだ甲府のことで頭がいっぱい

 

「より道の灯」個展終了ありがとうございました

代官山 LOKO GALLERY での個展 「より道の灯」が無事終了しました〜

ご来場くださった方々に感謝嵐

 

私はいつもとにかく喋りすぎる なぜかと言うに 喋りながら今まさに考えているからだ 頭の中にある 記憶や感覚のストックを 人に話しかけることで体系化し自分自身が理解する そう言う方法をずっと ずっっと 無意識的に

人に語りかけたい時のエネルギーを利用して 自分自身がものを考えている

それゆえ 言葉が増えすぎたり 相手を置き去りにしたり

傷つけてしまったり 勘違い なども色々ある

ギャラリーの田中くんに借りた いがらしみきおの漫画を読んだせいもある

「言葉」 を自分がどう扱っているか それは自分にどう言う意味があるか

絵のまえで人に語り掛けながら だんだん(それこそまた言葉で) まとめていった日々だった

言葉を使いすぎるくせに(ゆえに) 言葉をそんなに大事にしていない

なのに 言葉で伝わると思っちゃっているときもある そんでそれは、だいたい失敗

 

 

本当に嬉しかった今回のいくつかの瞬間は 言葉はさほどに重要ではなかった

更には 絵のまえにおいては 私自身の存在もそんなに重要ではなかった

それを 絵を見に来てくれた人の姿から理解した

それが一番 この度の 良き驚きと納得

そして更に

気がついてよかったことは 「そういえば絵を描いているときは言葉で考えていない!」 と言うこと

当たり前と言えばそうだけど 改めて考えてみると 不思議な状態だ

脳みその 全く違うところで考えて 決めている

その時の経験や感覚が 言葉を扱う普段の生活や行動の根っこにあること

だから 本当はもう 正しいとか 間違いとか そう言うのはなく

知っている

人によって 愛とか ピースとか 真理とか 真実とか 神様とか 大切なものとか 核とか パワーとか 芸術とか 色々な呼び名があって 実はそのどれもストライクにビッタリな言葉は未だない 言葉は方向性を帯びているから

だから最も口に出したくなく

でも どうにかして表したい

絵を描いているときも 人と話すときに言葉を選ぶときも

「こうではない」「もっとこうかな?」と丁寧に考えることができるとき

それは「こうである」と言うことを知っているということだ

表せなくてもわかっているからだ

それでも 絵を描くのは遅く 言葉は宙を舞い がっくり来たり 浮ついたりするけれど

知っている あるいは 持っている それぞれが それぞれに

と何故か心底思っているから 絵を描いて表そうという試みができるんだ

今も書き連ねようとするとたくさんの言葉が出そうだけれど

慌てなくてよくて 私はとにかく今回 場面で記憶した

画で覚えておく そこに含まれている 見える限りのものぜーんぶ

 

個展最終日 台風の午後 雨風の中ギャラリーになぜか現れた数人の びしょ濡れでやって来た 人間の顔 その時の情景を ずっと覚えていると思う そこに全部 現れていたから!

それでもありがとうございましたって 言わずにはいられない ありがとうございます!!!!

写真を撮り損ねた人が沢山いる でも覚えています!

撮れた写真 その記録

 

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手前のカフェ 奥のギャラリー この場所 の素晴らしさよのう

来てくれた知り合いの大半が ギャラリーの建物自体を褒めてった

私もすごくいいと思う ここは遠藤さん(オーナー)の家もしくは脳内だから

 

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オープニングパーティでは 声が才能そのもの 五味文子ちゃんが歌いました

サポートギターはギャラリーの田中くんです こんなに仲良くなれるとは思わなかった 嬉しいな

 

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もうちょっと 居るだけで並大抵じゃないエネルギー発してる

ひさつねあゆみちゃん 定期的にビールを飲んで近況を話す稀有な友達

全然違うのに リスペクトがすごいある あと 笑わさせられる

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甲府からトッソ 何気に私の展覧会をよく見てくれている

今回初めて その辺のことを二人で話した 心が震えた スウェーデンに行っちゃった

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八雄くんと吉永ジェンダー 古い仲間だけど 絵を改めて見てもらうとき

やはりなんてーの 緊張感ある だってキチンとみるから

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「夢の朝食」 人に焼いてもらうトースト最高

カフェでは本当に 豊かな体験が沢山あり ありがたいねえ

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山中カメラさん! もうとにかくカメラさんに絵を見てもらいたくて

やっと見てもらえた と 本当に嬉しく 沢山隠し撮りした

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水川千春ちゃん みずちゃん これもまた 個人的には嬉しい瞬間

言葉には う〜ん 表さないっ とにかくよかった!

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甲府から 五味家 山本家 本当に親戚より親戚くさい ありがとう

この集合写真の時 五味父は散歩でどっか行っちゃった そういうところもgood

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五味さんお誕生日おめでとう

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珈琲小学校の 吉田先生と しずかちゃん 二人に本当にお世話になった

カフェがあって本当に良かった

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最終日の台風の日

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最後はカフェにたくさんの灯がともる それぞれの より道 その灯

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月を描いた 月に惹かれる

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搬出して 真っ白な壁 意外とこういう場面こそ一生覚えていたりする

 

私の夏は 終わったと言っても良い 。

 

 

 

 

 

渋谷暮らしメモ

6月から渋谷と代官山の間にあるLOKO GALLERYというところで個展をする
昨年末くらいからおずおずと制作を始めていたのだけれど 暮らしがもう完全っに閉じていて

というのも 家(暮らし)と制作場所が同じところにあるもんだから
やること 見るもの 毎日同じ それが半年も続けば インプットとアウトプットのバランス崩れ

やはり視野は狭くなる 自分の頭の中のひらめきは大切にしつつも やっぱり自分は
外と内の境界面に皮膚くらいの薄さでかろうじて存在しているんだから
両方の刺激や経験がないと もろくなる

そういう実感はあるものの 引きこもれば引きこもるほど出ることは億劫になるし腰は重くなる
暮らし 自体はそんなに壮大な冒険でなくても良いんだけれど
絵を描こう と 良い絵を描きたい という感覚の中には それだけではどうしても至れない自分の不甲斐なさが付いて回る 自分を自分で操縦していくことが付いて回る

だから外に飛び出した! ポーン!!!!

LOKO GALLERYには素敵かつ住み良さそうなレジデンススペースがある
気候も穏やかになってきた3月頭 約一週間 家出をして渋谷に住んでみた

その 自分にとっては壮大で 発見だらけで 大興奮の旅
人から見れば小さすぎる旅
小学生が一日中公園の中で想像と限られた遊具の中 真面目に行う毎日の遊びみたいな旅

その後記メモ
主に写真

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渋谷は20代の頃から今まで 一番馴染みのある都会だと思う

買い物やなんやも よく渋谷に来ているし 予備校生の頃は 池袋まで朝向かう途中 あー今日はサボりたい と不意に思っては早朝の渋谷のゴミゴミしたところでぼーっとしていた記憶もある

メインストリートは年々同じような店になり 昔ドキドキしながら通った裏道もチェーン店多し

そんな最近の印象にもかかわらず この日は違った

ギャラリーに夕方到着し 挨拶やら 展示やらみて 部屋に落ち着いた後

夜 渋谷方面に繰り出す私は 台湾とか中国とか アジアに旅行にきた最初の夜みたいなひそやかなドキドキ感

土曜の夜で 歩く人皆 浮かれているような感じがして でも多分私が浮かれているんだろうけれど この日は 一人でビールを飲める店に入るというミッションを自分に課して 入れそうな店を探すことにした

よく通る道でも 目的が違うだけで 見つけるものも見えかたも変わる

この夜は 観光客のあの感じ 地に足がついてなく 生活 から切り離された時間の中を泳ぐような

ここはただの渋谷だのに

旅なので事前に渋谷の様々なスポットや店を自分なりにリサーチして来た

それらを巡るのも今回のミッション

最終目的(絵や制作にとって何かを得る)に向かって一直線に行かず

なるべく頭を空っぽにして寄り道に集中すること

色んな寄り道の仕方 ものとの出会いかたを工夫して街を歩く

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渋谷にはなかなか展望スポットがない 後々気付いたのは 渋谷は谷底だから

唯一普通にみれるスポットはヒカリエの11階

観光客の気持ちでスクランブル交差点を 漫然とみる

 

 

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人間関係 というカフェバー ここは老舗だった でも今まで気付いてなかった!

新宿のベルクみたいな場所 ビールミッション達成!

 

 

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散歩散歩 渋谷駅はずっと大工事中 基本つまらない 薄暗い路地とか 消えてく

でも 工事中ならではの変な景色もある 歩道橋がちょん切れていて 迷路っぽいとか

 

1日目は夜散歩 就寝

 

2日目 最高いい天気 春

朝から繰り出す

立ち食いそばで朝ごはん食べる 朝の渋谷はゴミとかいっぱい落ちてて汚い

開店前の店におじさんの行列 なんだ たまに見るけど

ホテル街から出てくる若者 渋谷には若い人が似合う 街と溶けてる

朝早くてまだ店空いてない どうしよっかなあ と 思い出し

大学生の頃割とよく来ていた WINS渋谷に行く

 

 

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1レース目ちょうど始まるので 直感集中して 11番の馬に目がいく 買う

 

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こいこい

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来たあ!  でも私はここですごく悔やんでいる実際

11番の馬を信じて買えばいいものを 一番人気の15番に浮気して3連単をつまみ食いしているおかげで負けている

11番の馬を信じていれば当たっていたのに〜〜〜〜〜!!!!

こういう自分の中の弱さや揺れはギャンブルでは一生後悔する この時も30分くらいくよくよした

小さすぎる冒険が始まった感

WINS渋谷周辺も小ぎれいになっていて 少し物足りない

でもまあ 1500円くらいは儲かったので 渋谷に買い物へ

昼の渋谷はつまらなかった 買うべきものを買い物したら 飽きてしまった

そこで ギャラリーの田中くんに教えてもらったいくつかのご飯屋さんに向かうことに それは代官山の方

意外と知らないのは代官山 渋谷から歩いて行くと丘に上がる 谷へ沈む

起伏多い 高い 低い の繰り返し その度に景色変わる

ここで非常に色んな発見あり でももう割愛

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代官山はすごかった 綺麗な人しかいなかった 渋谷から来た私は その雰囲気の違いに目が覚める

西郷山公園 教えてもらって初めていく ここの見晴らしがよく

初めての開放感 渋谷って随分谷底にあるんだなあ と改めて気づく

丘の上は気持ちのよい風

 

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犬犬

 

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急斜面を下ると中目黒 この地理関係に初めて気づき非常に興奮

中目黒は ミヅマアートギャラリー インターンしていた頃 大学出てすぐくらいの 様々が詰まっている場所

この上に代官山が位置しているとは

それぞれの場所は知っていても 歩いてわかることの感激よ

少しの高低差で変わる景色 心

一人で何時間も歩くと 過去がたくさん出て来た

これまでの美しいものが これからの肯定の基準となって来たこと

色んな高さと場所から 自分の足で確かめに行く

この日一日で 寄り道は 様々の核心に変わる

 

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夕方に再び中目黒から代官山に戻り 夕焼けを見る

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桃の花満開

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色んな場所を歩いて 入り組んだ境目を渡る その瞬間にしか実感できない 現れない微妙な感覚がある 低いところから高いところへ

ここがうまく言葉にできない

絵に成るかもしれないけれど

 

西郷山公園で 馴染み深い夕焼けと それに照らされる街の黄昏と

見ていたら 不意に 今この瞬間 谷の底(渋谷)ではどのような夕暮れが???とハッとする

17時半 太陽がマッチの火みたいになってしまえば もう街はただ暗く成る

その前の 今の様子 見なくては!!

私は走りました

一日散歩した中で獲得した地理感覚 道が入り組んでいるこの辺りを最短時間でヒカリエの11階までいく方法

この 太陽よ まだ間に合ってくれ、 と思いながら走った時間

このあたりの景色は全て 私に関係のあるものに変わった

迷路のような工事中の渋谷駅も 谷と丘の地形も ランドマークも

 

 

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間に合った

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沈むまで 見て

まだ大きく光を放つ太陽に背を向けて 谷の底に目を向ける光が

蛍みたいに小さな一つ一つの光が 盲目だった けど 震えて光っていた

その一つ一つに 熱量があり 太陽のような大きな調和にかなわないのを

どう思ってか 背を向けている

低い方へと流れ着くものが だんだん 夜になり 勢いを増すけれど

それら全部 光と影と物質にして 絵にしたいと思った

 

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全部見た後 頭がぼんやりしていたし歩きすぎて疲れて眠かったけど

プラネタリウムがあるということで 半分寝る気持ちで行って見る

満天の星見たら なんか良かった

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半分寝ながら 近所の銭湯へ 場末感半端なかった でもお湯に浸かるの大事

家までの帰り道 昨日とは何もかも違うような気分

 

三日目 春の嵐

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色々気になって 代官山の蔦屋に行き 本を読む

改めて このあたりの土地のこと 実感と感覚と すり合わせる

 

とかく風と雨 傘がばっ て逆さまに成るのをこらえる こらえるためにもはや自分の体は濡れている

この日の散歩は前日と打って変わって 怖い 怖いビルや やばい道 風の音

思わず立ち飲み屋に滑り込む 人の温かな気配 谷底の安心感

 

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傘女

 

四日目

カメラさんに教えてもらった 名曲喫茶に行く

 

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ここは本当に名店です! 変わりゆくぺらぺらの街の中で いい意味で留まっている 相当のエネルギー量で

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スピーカーに向かって座る クラシックが爆音で

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ベートーベンの顔が!!!

 

五日目

何だかもう 街を歩くだけで懐かしい匂いを感じる

少し絵を描く 描けそう 描けるかな

旅は終盤

ずっと一人でご飯を食べていたが この日は渋谷1良い立ち飲み屋へ

遊びに来た加茂くんと行く

生ビールうまい

もう 自分の庭みたいな顔して歩く

そろそろ帰り時

 

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六日目

渋谷から 武蔵新田のプールの監視バイトに半年ぶりに出勤

色々面白い

何が懐かしく 何が日常で 何が新しいのかわからなく成る

プールの水面は相変わらず美しい 一緒に働く20代の子らも美しい

常連のお客さんからビールとチョコレートもらう 私の絵を買いたい という申し出を受ける 驚き ありがたみ

 

七日目 帰宅

 

生活やら渋谷やらご飯やらビールやら人間やら たくさんのものに出会い直して

一週間 案の定 絵にしないとどうにもできない思いや感覚だけが残る

これを絵にできるかは別として とにかくやって見る

春だし みなぎってはいる

ここから六月までは 長距離ランナーばりの生活で ゴールまで

 

移動生活でも 定住生活でも いろんん環境が変わっても変わらなくても

ある場所 感覚に自分を固定しない しないで済むようなことを心がける

バランスを取り続けることを自分のバランスにして行くのが

絵を描くために良いみたい 私には

それがよくわかって良かったなあ

さあ、やろうやろう

 

 

 

2017年振り返り

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今年は移動生活がピタリと止んだ年でした

今までの どこかへゆく 暮らす 描く 帰る 休む

のリズムが変化し

暮らすと描くを 一つの場所で通年行った

いや 画家としては全く普通のことなんだけど

7年ほど アトリエなしの移動制作だったから 一周回って新鮮味

でも この数年は 次に自分がやるべき(描くべき)もの と行くべき場所 暮らし方の歯車が合ってきていて 予感はあった

移動が止まること じっくり絵をひとところで描くこと

ハレとケの区別なく 津奈木町で行った「絵に成る暮らし」を 毎日淡々とやること

絵と暮らしと自分の身の丈は合っている

無理がない

それでも動き続ける限り 全ての物事は移り変わって行くのだから

いつも感じるのはやはり 今が終わりゆく 黄昏の気持ち

その中の複雑な感覚の機微

そのために夕暮れを描くことは今後も続きそう

まだ行き着いていない

でも焦ることも別になくて だって暮らしていく歩調と共にしか結局見えて来ん

自分の軌道を行くとき 誰の何も参考にならん

当たり前のことがちゃんと腑に落ちて

長い坂を見ている気分

でも 新しい出会いとか 今までにない人と自分の関係性とか

未知で知らないことだらけの部分はただひたすらに嬉しい

知らないことがいっぱいで嬉しすぎる

もっとショック受けたい

情報と経験と感覚の区別がついてきてるから

来年は どういう絵と成るかな

その楽しみと 夕暮れの哀しみと

「絵画の冒険」します

六本木アートナイト2017
「絵画の冒険」

9月30日(土)と10月1日(日)に六本木各所にて朝から晩まで行われる祭りにて しずしず絵を描きます!
私が居るのは 三河台公園というところで
ギラギラ六本木からスッと一歩奥に広がる静かな公園です

本当に様々な目移りしちゃうような催しが目白押しですが
私は「チカソシキ」さんという素敵な裏方チームの人々に非常に盛り立ててもらい これまで一人であちらこちらの場でやってきた 絵との出会い方 ものの見え方の私なりの術を
いっぺんにやるような感じです 三つあります

「絵に成る光景」
所構わずやってきた公開制作 去年のつなぎ美術館での海での屋外制作から一年
今年は六本木の公園で しかも朝から深夜24時まで
ヒー 夜更かし

「冒険する二つの目」
当日来た人が公園で物を見る冒険をする参加型作品
視点を自在に伸び縮みさせて あらゆるものに フォーカスしたい

「歩く絵の冒険」
始まりは横浜、寿町 それからあちらこちら 絵を歩かせましたが 久しぶりに 六本木の街に絵を放ちます
私が公園で絵を描いて居る間も 私の絵は六本木の街をうろうろします 会えるといいね
どんな景色が見えるでしょう

三河台公園では 私のプログラムと並行して
木村崇人さんと岡本憲昭さんの作品も展開されまして
わっしょい!静かながらふつふつとタギルお祭りとなるでしょう

なんや上手く説明はできませんが
私にとっては 7年ほどうろうろしながら絵と人との出会い方について考えて来たことの 一つの まとめです

ともかく朝から晩まで六本木にいますので
公園ですので
ふら〜と遊びに来て下さい
絵のまえで待ってます!!!!!!!!

詳しい日時などはホムペジからどうぞ
http://www.roppongiartnight.com/2017/programs/6615

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夏!展示のお知らせ 

あれ〜
もう夏ですか

ブログを久しぶりに書きます
年明け VOCA展終わってから というか
ここ数年 長期滞在で旅と絵と暮らし
毎度 何かやりきり感と 次へ感がズンズン見えて来た
旅の終わりを感じたのは去年の津奈木町での滞在後
地元である大田区で 住んでいる場所でVOCA展のための絵を描いてみて
旅する目線が もはや 旅という非日常を通さずとも
私の目に宿るとわかった
どこで描こうが 何を見ようが 目は 鮮度を保つ
それが 7年ほどの旅の一つの成果であったと思った
そして 絵の内容もここ数年で節目を迎え VOCA展で久しぶりに東京で展示した後から
ああ しばらく 旅はしないのかもしれないと 思った
タイミングよく引っ越しをし 大学以来の 本格的なマイアトリエを手にいれたのもある
そうすると 不思議なことに
今までよけるように過ごして来た東京での展示や制作を 今年はすることになっている

そんなわけで ずっと家にいる
家で暮らしながら 絵を描いている
引っ越しした西所沢の景色は 今まで行ったどことも違う
ずっと人が住んでいた場所 里山 桑畑の跡を縫うように道路ができて
迷路のような道が気に入っている
全然田舎ではなく 超便利 だけど 町のあり方が 微妙に地形に沿っていて
くねくね 元畑だったところにある住宅地を行くと 不意に残っている里山に出会ったり 小さな水路 トトロの森! 一方 郊外型の店
道路 畑 コンビニ 家 家 家
そしていきなり謎のどでかいドーム!西武ドーム
里山と家とコンビニなのに いきなり観覧車!西武園
狭山湖 変なダムの景観
とかく ヘンテコで でも それらに人間なりの理由があるのが面白い
「人が住む場所」
と 思った
住んで見るのと 側から見るのはやはり違うく
自転車で走る道は すごく良い
一方 車も少し運転できるようになった
ドレミの丘という 微妙な高さの丘が好きだ
そこから見る夕焼けが好きだ

もうすぐ始まる展示では
近所の絵を描いた

昨年の今頃は 津奈木町にいた その暑さ 海への道の感触
美術館での美味しいご飯
ありありと思い出せる 遠い思い出 とかでなく
実感と感触として残っている
それは この数年の旅の どんな場面も同じ
過去じゃなく
その時あった 確かな感触は 今も同じ


それらを携えて
今年は家に引きこもり絵を描いています
家最高。。。

展示は7月24日から銀座のコバヤシ画廊にて!
詳細は  NEWS欄にて

写真は ドレミの丘の サッコ
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京浜島制作メモ(2)

京浜島での制作がなんとかおわりました 展示は来年です

津奈木滞在以上のフル回転で ほんとうにこんなに 一枚の絵のことだけ考えて暮らしたことはなかった というくらいだった

制作のはじめ ひらきまくっていた視野はいつのまにかせまくなり

しまいには自分の脳内に目玉がむいてしまっているくらいの一点集中

さまざまなことが(自分の内で)起こったけれど

今はもう へろんへろ〜ん 言葉にはまだ 浮かび上がってこない

しなくていい

とにかくわたしの絵もわたしも ずいぶん変化した

変化せざるを得ないなにかだった

もっとずっと 描いていたかった ひらめきがまだつづいていた

でも 時間は決まっている それも自分で選んだこと 自分の今の限界

来年から もっと 今思う こういうふうに描いていきたい を実現できるよう

自分をもっていく努力

今はその決意だけ

わたしは今もう お正月のことしか考えない

2ヶ月くらい アスリートのような暮らしをしていたので

そうそう だらけることもできない

すこしづつ ダウンをして からだとこころをお正月にむかわせまーす

そうそう そんな制作の合間 ぶじに津奈木での個展

「絵に成る暮らし」も終えることができました

嬉しいことに つなぎ美術館に常設される絵もあるし

展示の半分くらいは 津奈木町に残ることになりました

また それらの絵に津奈木で出逢えることを楽しみにしています

写真でどどっとふりかえります

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とにかくチョロという地域猫との暮らしだった

最初の頃は 距離がある なついていなかった

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ある日 膝にのる

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だんだんこんな無防備になる

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朝焼けを 島に向かうときが素晴らしかった

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毎日通ったけど 飽きなかった 毎日おもしろかった路

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焚火ができちゃう島

めずらしく 仲間 というか 大学の同級生みたいな関係性の中に混ざることができて なんだか 実際の学生時代以上に 美大生みたいな暮らしだった

うれしかった

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鍋をしたりね

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須田鉄工所の どこをとっても静かなせつなさに満ちた美しさよ

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えざわさんの工場の美しさよ 雑然として

でも ぜんぶの鉄やものやゴミや光に温度があるかんじ

朝ひとりで眺めて ぼおっとする

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トーリーがいるからか グラフィティアーティストの人とわりと出逢った

はなしを聞くうちに 自転車で走る道々にあるグラフィティが眼に入るようになる

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「2」が宙に浮く

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須田さんのフォークリフトさばきがかっこ良

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みんなでパン食べたり

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屋上が素晴らしい 羽田空港 飛行機

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さっこが遊びに来たり (下にいるのはいとーさんとおのでらさん)

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良い朝の通勤道

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くふう名人のふじさきさんが 特製ライトタワーをつくってくれたり

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雪がふって超絶さむかった日 チョロを足にはさんだりして

 

〜〜〜  あいまに津奈木 展示撤収 〜〜〜〜

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みんなが持ち寄りパーティしてくれて もうお正月やこれ!さいごのさいごまで

美味しさという最高のきもちを届けてくれた婦人会のみなさま

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到着した夜に石田さんがさっとだしてくれた鯛のあら汁がうますぎた

しみる〜〜ぅ

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美術館の撤収をあらかた終えて つるのさん えなちゃん かいえんと

夏のあの海にきた

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夏につくった ひろったものを 展示していたのだけど

それらを海にかえしにきた

 

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でかい石とか ホースとか 叫びながら海にぶんなげた

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大興奮

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えなちゃんのチェキで撮った写真が滲んでて思い出感がすごい

わたしだけ30代だけど スラムダンクの仲間みたい

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野崎しゃちょーに頼まれた色紙 生まれてはじめてちゃんとかけた色紙

このときのためにサイン考えた

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つるのさんが わたしの津奈木滞在記ブログをすべてプリントアウトし

一冊の本にしてくれていた 紙の閉じ方といい 書体といい

昔の文献みたいなってる すごい なんだか感動した

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石田家におさまった絵

夜の道のふたりのうしろすがたを描いた絵

 

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つなぎ美術館のエントランスに常設されました!いつでもみることができます

会いにいけます

この絵が わたしをどんどん次へすすませている 自分でいうのもなんだけど

これは写真では伝わらない 実際みるとすごく良い絵です

ぜひつなぎ美術館へ

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どどっと搬出して 再び京浜島へ つなぎでもらった干し柿吊るした

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制作おえて 手作り餃子をお世話になった人々につくる

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この会社が目の前にある

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餃子つつむのだけは得意です ふじさきさんも手伝ってくれた

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チョロがいつもいてくれた 猫と絵の制作は相性がいいみたい

お互い居心地がよかったね 長生きしてね

 

〜〜〜〜 オマケ 〜〜〜〜〜

制作がおわり まだあたまが回転する中 まず会ったのがヒサツネ

7時間くらいサイゼリアでお喋りした  笑った 笑った

その中でもりあがったのが 般若のはなし

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これ良い

 

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人間を喜怒哀楽の性質に分けるはなし そのマーク

ヒサツネが描いた「怒」が秀逸

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有る日の東京 東京の夕方は摩訶不思議 奇想天外 ファンタジー

どんなことだって 起こってしまいそう

光も単純でない

でも それでもすべて 美しい

 

 

津奈木滞在記(番外編)

10月18、19日に津奈木中学校で美術の出前授業をやらせていただきました。

美術を教える、絵を教える というのはすごくむつかしいけれど

わたしが絵を描くことで どういう力を身につけていけているか

そういうことを考えて

「ものをみる」という力とそれに費やす時間 それが 筋力や国語の勉強の能力などと同じように 生きていく上ですごく大事で 「ものをみる」力によって タフに生きていける その可能性

それをみんなで一緒に経験できる時間にしようと思いました
結果 ほーーーんとにたのしかった うれしかった 初日の最初の時間は 焦り(授業50分てみじかすぎる!)もあったけど だんだんペースもつかんできて
どこが大事なポイントか どのようにそこへ生徒を導けるか

そういうことをすこしづつ やりながらわたしも学んで

なんやかや 自分が一番 いろんな経験や学びをしたような気がします

ありがとうございました!

 

 

 

↓前日の夜から石田さんちに宿泊 実家に帰って来たみたい

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風呂あがったら ビールとつまみが用意されてた!!

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ひさしぶりに通った この高架 奥の高速道路がまたのびている

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住んでいた家

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美術館 夕方 窓から日が射していた 夏はなかった?と思う

日の角度が変わったかな

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一日目の授業が終わった夜 婦人会のみんながごはん持ち寄ってくれた!
タチウオも久しぶりに食べた!つるのさんありがとう
みなで食べるひさびさごはん 美味しかった

あはは あはは って 笑った 呑んだ

 

img_2867授業の準備 良い美術室なんだ! 校舎よりくつろげる がぜん

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山の稜線を下書き (下川さんと洋服しましまかぶりました)

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起立 礼 おねがいします!! とか言われて。。そわそわ

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題して「みんなの点が山に成る」 これは 滞在中の夜のワークショップ行ったものを中学生120人分にアレンジしたもの
まずは簡単に 「ものをみること」についてお話
近くから遠くへ 描くことで 経験していく

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細かいことはそこそこに とにかく描いてみる わたしが
「緑の丸を6個!」「ハンバーグ型の丸を10個!」「お団子3セット!」など次々お題をだし まじめな中学生たちはせっせと とにかく画面をうめていく

近く、目の前のことに取り組む姿勢 集中力 素直さ 求められますね

 

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なんだかよくわからないまま埋めた緑の画面 できあがった人から 裏にかいてある番号のところに 貼っていく

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最初のクラスは3−2 ほらだんだん 山に成ってきましたよ

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できたあ! このとき 目線が 遠くへ飛躍する 自分の描いた絵が 大きな山の一部になる

山のぼりをして 頂上についたときのような なんともいえない感覚

思わず歓声が沸く ただこれだけの経験 でも この「ものを見る ものを描く」

それを一緒に体験できた わたしは嬉しい

 

 

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次の授業まで 美術室でお茶飲んで休憩 おちつくわ〜
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1〜3年まで 次々やります 毎回おなじことしても 飽きない!
面白い ひとつとして同じ物が無い 絵

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山がふえてきました ワクワク!

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一枚一枚寄ってみても良いし 遠くからみても良い

視点が ズームインズームアウトをくりかえす そのたびに

なにか心がうごく

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全学年 できました! 空をぬる

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完成〜〜〜 実物はもっともっと 良いんだよ

自分の眼でみると いろいろなところに眼が動いて 捉えて 引いて 寄って

この 画面埋めきらなかった 余白の多いかんじもまた 中学生の のびしろを感じました 山に さわやかな風がふきぬけるよう

授業はじめるまえは 言いたい言葉がたくさんあったけど

絵をみたら 一緒に絵をみたら それでいいや と思った

中学生に 言葉で伝える言葉にしてもらう のはまだまだ 大変 だけど 一緒に絵をみて

そんとき それで わたしの言いたかったことは 伝わっているなあ と

思った 最後は 絵をみながらすこし感想を言い合って

それで おしまい 絵のまえで中学生に会えてよかったです

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美術の先生が壁に 生徒たちがつなぎ美術館に来てくれたときの様子を貼ってくれていた! ひとりひとりの 鑑賞シート ぜんぶよんだ うれしかった

改めて 絵を描くこと は 暮らすことだし みることだし 遊ぶことだし

はなすことだし 知ることだし ものごとの判断のひとつの指針だし

人と出会うことだし 人と自分をわけることだし なんだしかんだし

わたしにとっては あらゆるものが 絵に成る 絵と成すんだなあ

 

 

つなぎ美術館の展示は11月27日まで ひさしぶりに自分の絵みたら

すごく良かった笑! のびのび より素直に 一生懸命に 変なこだわりなく まっすぐ見つめている そういうものになっている気がします
そこからでてきた絵は わたしを次に進ませています

どうぞ 観に行ってくださいませ ませ!!

 

京浜島制作メモ(1)

家から京浜島まで絵をかきに自転車で通っている

片道50分の旅 ぜんぜん長くない 路がおもしろすぎる

滞在制作ではないものの 去年の大原美術館 今年のつなぎ美術館でのレジデンスあたりから 絵を描きにいく その場所への 路 というものと自分の絵がとても関係してきている

路はすごい 行き帰りの路は

とてもたくさんのことをひとりで考えてひらめく時間だ

路には 過去も未来も同時にあるように思う そこを走っている間は

地層みたいに重なっていくつもの時間が同時にやってくる

京浜島までの路は わたしにとって特別な路だ

小学校までの記憶では 歩く路で常に町工場のなにかの機械の音がしていた

一階が工場で 二階が住居という建物がたくさんあって 多摩川沿いには大きな工場が並んでいた

今は大きなマンションや新築の一戸建てにほとんどとって変わったので なんとなくわすれていたけれど 京浜島へ向かう路には そういう景色がある

そこの一帯を通る時 記憶の底にあったような風景の感覚がチカチカッと身体を通り過ぎる

ここを知っている! という景色にも出逢う

自分の中の 過去から今がぐにゃあ〜っとかきまざるようなかんじ

たった去年の景色や 大昔の景色 新しい景色 近くを通っていたけど知らなかったいくつもの路

ぜんぶいっぺんに現れる

町工場の中を通り過ぎるとき 旧呑川緑地という かつての呑川跡を通っていく

かつての川 都市において 河は路

まだ通いだして数日だけれど 行き帰りがすごいたのしすぎる

都市は わたしの嫌いな 夕方と夜の境界のさみしすぎる時間帯を 人の灯りで照らしてくれる だれかがいるってことが ホッとする

その色

その時 すごく良い

帰り道 だれかとビール呑みたくなるのはこの時間

通勤通学の人たちの多さ みな 実はおなじ夕方やおなじ朝の中にいる

すれ違うだけでも 同じ風景の中にいる

人の灯りでできた街

夕方の商店街とか それぞれ家路につく姿とか

工場の灯り 羽田空港 飛行機 海(津奈木とはぜんぜんちがう)

なんか 思うことがたくさんある

それを絵にしていけたらいいな

生きる中で その路を通る一回生 どんな景色も 特別になる

写真 メモメモ

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浜松町の貿易センタービルからみてみた景色 ぐるっとみれる

高すぎず良い

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京浜島の つばさ公園 目の前はもう羽田空港 泳いでいけそう

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借りてるアトリエ BUCKLE KOBO でかい
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この日はイベントがありました
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人は住んでいない 警察来ない 路上駐車し放題 土日はゴーストタウン

<行き道>

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京急線 すき

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旧呑川緑地 川だった くねってる

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海につきあたる

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向こうは昭和島

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トンネルやらもあってアドベンチャー

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京浜島に渡る橋

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となりは旋盤工場 まじかっこいい現場

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地域猫も居る 寝てる

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まじかっこいい 工場も働くおじさんも

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一郎くんが遊びに来たり

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自分でつくったお茶くれたり

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ちょうど京浜島が高田純次の「じゅん散歩」にでるっていって近所の工場のおじさんたちと集まってテレビみたり

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でてたり

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トーリーもでてたり

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ねこが絶妙な距離感で来たり します

<帰り道>

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橋は立ちこぎでのぼる

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富士山のシルエットとへんな雲

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でかい月

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夕方の京急線

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津奈木からの連続で もう制作フルスロットル

毎日が楽しくて仕方ない

時間がない 時間がない ということはもう ぜんぶ時間泥棒のせいにした

そうしたら 楽になった

時間のために描いてるんじゃねえ!今 この路を通ること 描きにいくこと自体をやっとるんじゃ!

12月あたままで そんな暮らし