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ところざわ アートのミライ

5年ほど前から住み始めた所沢にて 展示をします
旧作ですが 一点作品を出品します!

 

TokoArt_Poster

詳しくはこちら
http://www.city.tokorozawa.saitama.jp/iitokoro/enjoy/bunkakyoyo/bunkageijutu/toko-art2023.html

ところざわ 「アートのミライ」

今後の活躍が期待される所沢ゆかりの若手アーティスト8組11名による現代美術展「ところざわ アートのミライ」を開催します。
所沢市は1950年の市制施行以来、一貫して魅力ある文化都市の形成を目指してきました。本展は、市の主催事業として文化芸術のさらなる振興を目的に、さまざまな世代の人々がアートに触れることで日々の暮らしを豊かに、また未来に向けた新しい文化を育む場となるよう企画しました。
駅舎と一体となったコミュニティ型商業施設グランエミオ所沢、多くの人々が日々行き交う所沢駅、市民の文化芸術活動の拠点である所沢駅東口市民ギャラリーという3会場での新しい表現との出会いは、観賞者それぞれが所沢の未来を想い描く特別な体験となることでしょう。
1月28日(土曜)には、出品作家によるワークショップも実施します。また開催期間中は、お子さまも楽しめるスタンプラリーも開催します。
ご家族・ご友人お誘いあわせのうえ、ぜひ足をお運びください。

(会場)

・グランエミオ所沢2階セントラルプラザ イベントスペース

・西武鉄道 所沢駅

・所沢駅東口市民ギャラリー

 

(会期)

令和5年1月14日(土曜)から令和5年1月29日(日曜

 

(参加作家)

小穴 琴恵、大野 綾子、加茂 昂、桑名 紗衣子、幸田 千依、杢谷 圭章、森田 可子、

Sabbatical Company (杉浦 藍、益永 梢子、箕輪 亜希子、渡辺 泰子)

 

個展と公開制作

●「ひとつの窓と11枚の絵」@LOKO GARELLY 6/26まで!!
6/18(土)、26(日)
在廊しますー 絵のまえで逢いしましょう!
横浜の寿町での経験と関連させて今回の個展をレビューしてもらいました 有難や、泣ける
●「空と競馬場」@府中市美術館
日本ダービー見に行ってきました!
公開制作室に集まる競馬熱がすごいです
7/2(土)13:30~15:30 「みんなの点が山になる」ワークショップ
やります 是非!!
7/3(日)14:00~ 公開制作でのあれこれ アーティストトークします! 競馬場から始まる奇跡の連続、、、
是非聴きにきてください〜

ひとつの窓と11枚の絵 個展をやります!

5月27日〜6月26日まで

代官山にあるLOKO GARELLY にて個展をやります!

詳細はこちらから
https://lokogallery.com/archives/exhibitions/one_window_and_11paintings

 

「ひとつの窓と11枚の絵」
もうずっと 絵を描くことと その時在る場所の必然が一致してきている
初めての土地を訪れる時 私の今描きたいものはそこにあった
様々な縁で これまで沢山の場所に運んでもらうことができ その都度
絵を描くことと生きていくことがひとつの歯車になって次へと進んできた

2019年に人生初の出産をして 私の当面の居場所が家になった
心身はひとつだなあと痛感させられる日々の中 今思うと 赤ちゃんはいつだって健やかで
濁りなく育ち 私はいつの間にか身についた自分の体や心のクセの多さに四苦八苦していた

絵を描くことなどしばらく頭になかったが 毎日部屋のソファに座り 赤ちゃんを抱きながら
ベランダに干してある洗濯物を見るともなく眺めていた
以前より増えた洗濯物が 赤ちゃんのための五月の鯉のぼりと共にはためいている
それは一瞬でもあり 毎日の連続の景色でもあり
時が前に進んでいることの証でもあった

心身の変調でぼーっとした眼で毎日窓の外をぼんやり見ていると
今までのように景色に出会い 絵を描いてきた時とは全然違う感覚で
目の前にあるものを見つめているということがわかった

一瞬ごと違う 洗濯物のはためきの中に 自分の体験や経験とは違う 不動の
「いつもあるもの」をじんわりと感じ取ることができた
そしてその思いが「五月の窓辺」という一枚の絵となった

その絵を描いてから2年ほど時が経って 私は今回 またベランダの洗濯物の絵を描くことにした

この2年のあいだ 外に出て絵を描くこともあったが 子供との暮らしと並行する制作や
今の時代の状況下で元々の出不精が加速して あいかわらず私の目の前の景色は
ひとつの窓とその奥の洗濯物だった

全てのものは動いていて 変化していないものはひとつもなく
洗濯物の中に新しい子供服や布マスクなどが加わっているけれど
五月にはまた鯉のぼりを出し はためく洗濯物の中の「いつもあるもの」は健在だ

これはまるで 万華鏡を覗いて見たときのように
自分が何を見ているのか判断できないままに見つめ続けてしまう景色なんだと感じた

そしてこの絵を描きながら 私はひとりぼっちではないというふうに思った
昔の自分と 今の自分と これからの自分が横に並んでそれぞれ
同じ景色を見て語らっている
目の前のことが全てのことにもれなく続いてきたのだなと思う

完成した絵が このような実感を元にして
昔の 今の これからの人たちに向けて 伝わっていくよう
色彩からの伝言を 私なりに受け取って描いていこうと思っている

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府中市美術館公開制作

美術館の中にある公開制作室にて会期中絵を描いています

タイトルは「空と競馬場」

若き頃から 競艇場や競馬場などの雰囲気が好きでした

20代は競馬場にもよく通っていました

今回府中市美術館で制作するにあたり

久しぶりに競馬場に行って見たところ

あの頃馬券ばかり見ていて気がつかなかった競馬場の景色が目に飛び込んできました

西から東へ伸びる空 山からの雲と 街の下のぼんやりした空気

崖(ハケ)の景色のような観覧席

人の熱気と レースが終わった後の 名残

そういったものをひとつの絵にしたいと思いました

会期中は 競馬場の景色の絵を起点に

ドローイングを重ね

もっと大きな 一枚の空と競馬場の絵をかきだしたいと思います

詳しくはこちら!

https://www.city.fuchu.tokyo.jp/art/koukaiseisaku/kokaikaisai/kodachie_kokai.html

 

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