渋谷暮らしメモ

6月から渋谷と代官山の間にあるLOKO GALLERYというところで個展をする
昨年末くらいからおずおずと制作を始めていたのだけれど 暮らしがもう完全っに閉じていて

というのも 家(暮らし)と制作場所が同じところにあるもんだから
やること 見るもの 毎日同じ それが半年も続けば インプットとアウトプットのバランス崩れ

やはり視野は狭くなる 自分の頭の中のひらめきは大切にしつつも やっぱり自分は
外と内の境界面に皮膚くらいの薄さでかろうじて存在しているんだから
両方の刺激や経験がないと もろくなる

そういう実感はあるものの 引きこもれば引きこもるほど出ることは億劫になるし腰は重くなる
暮らし 自体はそんなに壮大な冒険でなくても良いんだけれど
絵を描こう と 良い絵を描きたい という感覚の中には それだけではどうしても至れない自分の不甲斐なさが付いて回る 自分を自分で操縦していくことが付いて回る

だから外に飛び出した! ポーン!!!!

LOKO GALLERYには素敵かつ住み良さそうなレジデンススペースがある
気候も穏やかになってきた3月頭 約一週間 家出をして渋谷に住んでみた

その 自分にとっては壮大で 発見だらけで 大興奮の旅
人から見れば小さすぎる旅
小学生が一日中公園の中で想像と限られた遊具の中 真面目に行う毎日の遊びみたいな旅

その後記メモ
主に写真

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渋谷は20代の頃から今まで 一番馴染みのある都会だと思う

買い物やなんやも よく渋谷に来ているし 予備校生の頃は 池袋まで朝向かう途中 あー今日はサボりたい と不意に思っては早朝の渋谷のゴミゴミしたところでぼーっとしていた記憶もある

メインストリートは年々同じような店になり 昔ドキドキしながら通った裏道もチェーン店多し

そんな最近の印象にもかかわらず この日は違った

ギャラリーに夕方到着し 挨拶やら 展示やらみて 部屋に落ち着いた後

夜 渋谷方面に繰り出す私は 台湾とか中国とか アジアに旅行にきた最初の夜みたいなひそやかなドキドキ感

土曜の夜で 歩く人皆 浮かれているような感じがして でも多分私が浮かれているんだろうけれど この日は 一人でビールを飲める店に入るというミッションを自分に課して 入れそうな店を探すことにした

よく通る道でも 目的が違うだけで 見つけるものも見えかたも変わる

この夜は 観光客のあの感じ 地に足がついてなく 生活 から切り離された時間の中を泳ぐような

ここはただの渋谷だのに

旅なので事前に渋谷の様々なスポットや店を自分なりにリサーチして来た

それらを巡るのも今回のミッション

最終目的(絵や制作にとって何かを得る)に向かって一直線に行かず

なるべく頭を空っぽにして寄り道に集中すること

色んな寄り道の仕方 ものとの出会いかたを工夫して街を歩く

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渋谷にはなかなか展望スポットがない 後々気付いたのは 渋谷は谷底だから

唯一普通にみれるスポットはヒカリエの11階

観光客の気持ちでスクランブル交差点を 漫然とみる

 

 

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人間関係 というカフェバー ここは老舗だった でも今まで気付いてなかった!

新宿のベルクみたいな場所 ビールミッション達成!

 

 

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散歩散歩 渋谷駅はずっと大工事中 基本つまらない 薄暗い路地とか 消えてく

でも 工事中ならではの変な景色もある 歩道橋がちょん切れていて 迷路っぽいとか

 

1日目は夜散歩 就寝

 

2日目 最高いい天気 春

朝から繰り出す

立ち食いそばで朝ごはん食べる 朝の渋谷はゴミとかいっぱい落ちてて汚い

開店前の店におじさんの行列 なんだ たまに見るけど

ホテル街から出てくる若者 渋谷には若い人が似合う 街と溶けてる

朝早くてまだ店空いてない どうしよっかなあ と 思い出し

大学生の頃割とよく来ていた WINS渋谷に行く

 

 

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1レース目ちょうど始まるので 直感集中して 11番の馬に目がいく 買う

 

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こいこい

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来たあ!  でも私はここですごく悔やんでいる実際

11番の馬を信じて買えばいいものを 一番人気の15番に浮気して3連単をつまみ食いしているおかげで負けている

11番の馬を信じていれば当たっていたのに〜〜〜〜〜!!!!

こういう自分の中の弱さや揺れはギャンブルでは一生後悔する この時も30分くらいくよくよした

小さすぎる冒険が始まった感

WINS渋谷周辺も小ぎれいになっていて 少し物足りない

でもまあ 1500円くらいは儲かったので 渋谷に買い物へ

昼の渋谷はつまらなかった 買うべきものを買い物したら 飽きてしまった

そこで ギャラリーの田中くんに教えてもらったいくつかのご飯屋さんに向かうことに それは代官山の方

意外と知らないのは代官山 渋谷から歩いて行くと丘に上がる 谷へ沈む

起伏多い 高い 低い の繰り返し その度に景色変わる

ここで非常に色んな発見あり でももう割愛

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代官山はすごかった 綺麗な人しかいなかった 渋谷から来た私は その雰囲気の違いに目が覚める

西郷山公園 教えてもらって初めていく ここの見晴らしがよく

初めての開放感 渋谷って随分谷底にあるんだなあ と改めて気づく

丘の上は気持ちのよい風

 

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犬犬

 

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急斜面を下ると中目黒 この地理関係に初めて気づき非常に興奮

中目黒は ミヅマアートギャラリー インターンしていた頃 大学出てすぐくらいの 様々が詰まっている場所

この上に代官山が位置しているとは

それぞれの場所は知っていても 歩いてわかることの感激よ

少しの高低差で変わる景色 心

一人で何時間も歩くと 過去がたくさん出て来た

これまでの美しいものが これからの肯定の基準となって来たこと

色んな高さと場所から 自分の足で確かめに行く

この日一日で 寄り道は 様々の核心に変わる

 

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夕方に再び中目黒から代官山に戻り 夕焼けを見る

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桃の花満開

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色んな場所を歩いて 入り組んだ境目を渡る その瞬間にしか実感できない 現れない微妙な感覚がある 低いところから高いところへ

ここがうまく言葉にできない

絵に成るかもしれないけれど

 

西郷山公園で 馴染み深い夕焼けと それに照らされる街の黄昏と

見ていたら 不意に 今この瞬間 谷の底(渋谷)ではどのような夕暮れが???とハッとする

17時半 太陽がマッチの火みたいになってしまえば もう街はただ暗く成る

その前の 今の様子 見なくては!!

私は走りました

一日散歩した中で獲得した地理感覚 道が入り組んでいるこの辺りを最短時間でヒカリエの11階までいく方法

この 太陽よ まだ間に合ってくれ、 と思いながら走った時間

このあたりの景色は全て 私に関係のあるものに変わった

迷路のような工事中の渋谷駅も 谷と丘の地形も ランドマークも

 

 

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間に合った

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沈むまで 見て

まだ大きく光を放つ太陽に背を向けて 谷の底に目を向ける光が

蛍みたいに小さな一つ一つの光が 盲目だった けど 震えて光っていた

その一つ一つに 熱量があり 太陽のような大きな調和にかなわないのを

どう思ってか 背を向けている

低い方へと流れ着くものが だんだん 夜になり 勢いを増すけれど

それら全部 光と影と物質にして 絵にしたいと思った

 

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全部見た後 頭がぼんやりしていたし歩きすぎて疲れて眠かったけど

プラネタリウムがあるということで 半分寝る気持ちで行って見る

満天の星見たら なんか良かった

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半分寝ながら 近所の銭湯へ 場末感半端なかった でもお湯に浸かるの大事

家までの帰り道 昨日とは何もかも違うような気分

 

三日目 春の嵐

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色々気になって 代官山の蔦屋に行き 本を読む

改めて このあたりの土地のこと 実感と感覚と すり合わせる

 

とかく風と雨 傘がばっ て逆さまに成るのをこらえる こらえるためにもはや自分の体は濡れている

この日の散歩は前日と打って変わって 怖い 怖いビルや やばい道 風の音

思わず立ち飲み屋に滑り込む 人の温かな気配 谷底の安心感

 

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傘女

 

四日目

カメラさんに教えてもらった 名曲喫茶に行く

 

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ここは本当に名店です! 変わりゆくぺらぺらの街の中で いい意味で留まっている 相当のエネルギー量で

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スピーカーに向かって座る クラシックが爆音で

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ベートーベンの顔が!!!

 

五日目

何だかもう 街を歩くだけで懐かしい匂いを感じる

少し絵を描く 描けそう 描けるかな

旅は終盤

ずっと一人でご飯を食べていたが この日は渋谷1良い立ち飲み屋へ

遊びに来た加茂くんと行く

生ビールうまい

もう 自分の庭みたいな顔して歩く

そろそろ帰り時

 

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六日目

渋谷から 武蔵新田のプールの監視バイトに半年ぶりに出勤

色々面白い

何が懐かしく 何が日常で 何が新しいのかわからなく成る

プールの水面は相変わらず美しい 一緒に働く20代の子らも美しい

常連のお客さんからビールとチョコレートもらう 私の絵を買いたい という申し出を受ける 驚き ありがたみ

 

七日目 帰宅

 

生活やら渋谷やらご飯やらビールやら人間やら たくさんのものに出会い直して

一週間 案の定 絵にしないとどうにもできない思いや感覚だけが残る

これを絵にできるかは別として とにかくやって見る

春だし みなぎってはいる

ここから六月までは 長距離ランナーばりの生活で ゴールまで

 

移動生活でも 定住生活でも いろんん環境が変わっても変わらなくても

ある場所 感覚に自分を固定しない しないで済むようなことを心がける

バランスを取り続けることを自分のバランスにして行くのが

絵を描くために良いみたい 私には

それがよくわかって良かったなあ

さあ、やろうやろう

 

 

 

2017年振り返り

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今年は移動生活がピタリと止んだ年でした

今までの どこかへゆく 暮らす 描く 帰る 休む

のリズムが変化し

暮らすと描くを 一つの場所で通年行った

いや 画家としては全く普通のことなんだけど

7年ほど アトリエなしの移動制作だったから 一周回って新鮮味

でも この数年は 次に自分がやるべき(描くべき)もの と行くべき場所 暮らし方の歯車が合ってきていて 予感はあった

移動が止まること じっくり絵をひとところで描くこと

ハレとケの区別なく 津奈木町で行った「絵に成る暮らし」を 毎日淡々とやること

絵と暮らしと自分の身の丈は合っている

無理がない

それでも動き続ける限り 全ての物事は移り変わって行くのだから

いつも感じるのはやはり 今が終わりゆく 黄昏の気持ち

その中の複雑な感覚の機微

そのために夕暮れを描くことは今後も続きそう

まだ行き着いていない

でも焦ることも別になくて だって暮らしていく歩調と共にしか結局見えて来ん

自分の軌道を行くとき 誰の何も参考にならん

当たり前のことがちゃんと腑に落ちて

長い坂を見ている気分

でも 新しい出会いとか 今までにない人と自分の関係性とか

未知で知らないことだらけの部分はただひたすらに嬉しい

知らないことがいっぱいで嬉しすぎる

もっとショック受けたい

情報と経験と感覚の区別がついてきてるから

来年は どういう絵と成るかな

その楽しみと 夕暮れの哀しみと

「絵画の冒険」します

六本木アートナイト2017
「絵画の冒険」

9月30日(土)と10月1日(日)に六本木各所にて朝から晩まで行われる祭りにて しずしず絵を描きます!
私が居るのは 三河台公園というところで
ギラギラ六本木からスッと一歩奥に広がる静かな公園です

本当に様々な目移りしちゃうような催しが目白押しですが
私は「チカソシキ」さんという素敵な裏方チームの人々に非常に盛り立ててもらい これまで一人であちらこちらの場でやってきた 絵との出会い方 ものの見え方の私なりの術を
いっぺんにやるような感じです 三つあります

「絵に成る光景」
所構わずやってきた公開制作 去年のつなぎ美術館での海での屋外制作から一年
今年は六本木の公園で しかも朝から深夜24時まで
ヒー 夜更かし

「冒険する二つの目」
当日来た人が公園で物を見る冒険をする参加型作品
視点を自在に伸び縮みさせて あらゆるものに フォーカスしたい

「歩く絵の冒険」
始まりは横浜、寿町 それからあちらこちら 絵を歩かせましたが 久しぶりに 六本木の街に絵を放ちます
私が公園で絵を描いて居る間も 私の絵は六本木の街をうろうろします 会えるといいね
どんな景色が見えるでしょう

三河台公園では 私のプログラムと並行して
木村崇人さんと岡本憲昭さんの作品も展開されまして
わっしょい!静かながらふつふつとタギルお祭りとなるでしょう

なんや上手く説明はできませんが
私にとっては 7年ほどうろうろしながら絵と人との出会い方について考えて来たことの 一つの まとめです

ともかく朝から晩まで六本木にいますので
公園ですので
ふら〜と遊びに来て下さい
絵のまえで待ってます!!!!!!!!

詳しい日時などはホムペジからどうぞ
http://www.roppongiartnight.com/2017/programs/6615

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夏!展示のお知らせ 

あれ〜
もう夏ですか

ブログを久しぶりに書きます
年明け VOCA展終わってから というか
ここ数年 長期滞在で旅と絵と暮らし
毎度 何かやりきり感と 次へ感がズンズン見えて来た
旅の終わりを感じたのは去年の津奈木町での滞在後
地元である大田区で 住んでいる場所でVOCA展のための絵を描いてみて
旅する目線が もはや 旅という非日常を通さずとも
私の目に宿るとわかった
どこで描こうが 何を見ようが 目は 鮮度を保つ
それが 7年ほどの旅の一つの成果であったと思った
そして 絵の内容もここ数年で節目を迎え VOCA展で久しぶりに東京で展示した後から
ああ しばらく 旅はしないのかもしれないと 思った
タイミングよく引っ越しをし 大学以来の 本格的なマイアトリエを手にいれたのもある
そうすると 不思議なことに
今までよけるように過ごして来た東京での展示や制作を 今年はすることになっている

そんなわけで ずっと家にいる
家で暮らしながら 絵を描いている
引っ越しした西所沢の景色は 今まで行ったどことも違う
ずっと人が住んでいた場所 里山 桑畑の跡を縫うように道路ができて
迷路のような道が気に入っている
全然田舎ではなく 超便利 だけど 町のあり方が 微妙に地形に沿っていて
くねくね 元畑だったところにある住宅地を行くと 不意に残っている里山に出会ったり 小さな水路 トトロの森! 一方 郊外型の店
道路 畑 コンビニ 家 家 家
そしていきなり謎のどでかいドーム!西武ドーム
里山と家とコンビニなのに いきなり観覧車!西武園
狭山湖 変なダムの景観
とかく ヘンテコで でも それらに人間なりの理由があるのが面白い
「人が住む場所」
と 思った
住んで見るのと 側から見るのはやはり違うく
自転車で走る道は すごく良い
一方 車も少し運転できるようになった
ドレミの丘という 微妙な高さの丘が好きだ
そこから見る夕焼けが好きだ

もうすぐ始まる展示では
近所の絵を描いた

昨年の今頃は 津奈木町にいた その暑さ 海への道の感触
美術館での美味しいご飯
ありありと思い出せる 遠い思い出 とかでなく
実感と感触として残っている
それは この数年の旅の どんな場面も同じ
過去じゃなく
その時あった 確かな感触は 今も同じ


それらを携えて
今年は家に引きこもり絵を描いています
家最高。。。

展示は7月24日から銀座のコバヤシ画廊にて!
詳細は  NEWS欄にて

写真は ドレミの丘の サッコ
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京浜島制作メモ(2)

京浜島での制作がなんとかおわりました 展示は来年です

津奈木滞在以上のフル回転で ほんとうにこんなに 一枚の絵のことだけ考えて暮らしたことはなかった というくらいだった

制作のはじめ ひらきまくっていた視野はいつのまにかせまくなり

しまいには自分の脳内に目玉がむいてしまっているくらいの一点集中

さまざまなことが(自分の内で)起こったけれど

今はもう へろんへろ〜ん 言葉にはまだ 浮かび上がってこない

しなくていい

とにかくわたしの絵もわたしも ずいぶん変化した

変化せざるを得ないなにかだった

もっとずっと 描いていたかった ひらめきがまだつづいていた

でも 時間は決まっている それも自分で選んだこと 自分の今の限界

来年から もっと 今思う こういうふうに描いていきたい を実現できるよう

自分をもっていく努力

今はその決意だけ

わたしは今もう お正月のことしか考えない

2ヶ月くらい アスリートのような暮らしをしていたので

そうそう だらけることもできない

すこしづつ ダウンをして からだとこころをお正月にむかわせまーす

そうそう そんな制作の合間 ぶじに津奈木での個展

「絵に成る暮らし」も終えることができました

嬉しいことに つなぎ美術館に常設される絵もあるし

展示の半分くらいは 津奈木町に残ることになりました

また それらの絵に津奈木で出逢えることを楽しみにしています

写真でどどっとふりかえります

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とにかくチョロという地域猫との暮らしだった

最初の頃は 距離がある なついていなかった

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ある日 膝にのる

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だんだんこんな無防備になる

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朝焼けを 島に向かうときが素晴らしかった

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毎日通ったけど 飽きなかった 毎日おもしろかった路

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焚火ができちゃう島

めずらしく 仲間 というか 大学の同級生みたいな関係性の中に混ざることができて なんだか 実際の学生時代以上に 美大生みたいな暮らしだった

うれしかった

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鍋をしたりね

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須田鉄工所の どこをとっても静かなせつなさに満ちた美しさよ

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えざわさんの工場の美しさよ 雑然として

でも ぜんぶの鉄やものやゴミや光に温度があるかんじ

朝ひとりで眺めて ぼおっとする

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トーリーがいるからか グラフィティアーティストの人とわりと出逢った

はなしを聞くうちに 自転車で走る道々にあるグラフィティが眼に入るようになる

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「2」が宙に浮く

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須田さんのフォークリフトさばきがかっこ良

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みんなでパン食べたり

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屋上が素晴らしい 羽田空港 飛行機

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さっこが遊びに来たり (下にいるのはいとーさんとおのでらさん)

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良い朝の通勤道

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くふう名人のふじさきさんが 特製ライトタワーをつくってくれたり

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雪がふって超絶さむかった日 チョロを足にはさんだりして

 

〜〜〜  あいまに津奈木 展示撤収 〜〜〜〜

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みんなが持ち寄りパーティしてくれて もうお正月やこれ!さいごのさいごまで

美味しさという最高のきもちを届けてくれた婦人会のみなさま

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到着した夜に石田さんがさっとだしてくれた鯛のあら汁がうますぎた

しみる〜〜ぅ

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美術館の撤収をあらかた終えて つるのさん えなちゃん かいえんと

夏のあの海にきた

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夏につくった ひろったものを 展示していたのだけど

それらを海にかえしにきた

 

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でかい石とか ホースとか 叫びながら海にぶんなげた

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大興奮

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えなちゃんのチェキで撮った写真が滲んでて思い出感がすごい

わたしだけ30代だけど スラムダンクの仲間みたい

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野崎しゃちょーに頼まれた色紙 生まれてはじめてちゃんとかけた色紙

このときのためにサイン考えた

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つるのさんが わたしの津奈木滞在記ブログをすべてプリントアウトし

一冊の本にしてくれていた 紙の閉じ方といい 書体といい

昔の文献みたいなってる すごい なんだか感動した

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石田家におさまった絵

夜の道のふたりのうしろすがたを描いた絵

 

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つなぎ美術館のエントランスに常設されました!いつでもみることができます

会いにいけます

この絵が わたしをどんどん次へすすませている 自分でいうのもなんだけど

これは写真では伝わらない 実際みるとすごく良い絵です

ぜひつなぎ美術館へ

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どどっと搬出して 再び京浜島へ つなぎでもらった干し柿吊るした

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制作おえて 手作り餃子をお世話になった人々につくる

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この会社が目の前にある

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餃子つつむのだけは得意です ふじさきさんも手伝ってくれた

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チョロがいつもいてくれた 猫と絵の制作は相性がいいみたい

お互い居心地がよかったね 長生きしてね

 

〜〜〜〜 オマケ 〜〜〜〜〜

制作がおわり まだあたまが回転する中 まず会ったのがヒサツネ

7時間くらいサイゼリアでお喋りした  笑った 笑った

その中でもりあがったのが 般若のはなし

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これ良い

 

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人間を喜怒哀楽の性質に分けるはなし そのマーク

ヒサツネが描いた「怒」が秀逸

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有る日の東京 東京の夕方は摩訶不思議 奇想天外 ファンタジー

どんなことだって 起こってしまいそう

光も単純でない

でも それでもすべて 美しい

 

 

津奈木滞在記(番外編)

10月18、19日に津奈木中学校で美術の出前授業をやらせていただきました。

美術を教える、絵を教える というのはすごくむつかしいけれど

わたしが絵を描くことで どういう力を身につけていけているか

そういうことを考えて

「ものをみる」という力とそれに費やす時間 それが 筋力や国語の勉強の能力などと同じように 生きていく上ですごく大事で 「ものをみる」力によって タフに生きていける その可能性

それをみんなで一緒に経験できる時間にしようと思いました
結果 ほーーーんとにたのしかった うれしかった 初日の最初の時間は 焦り(授業50分てみじかすぎる!)もあったけど だんだんペースもつかんできて
どこが大事なポイントか どのようにそこへ生徒を導けるか

そういうことをすこしづつ やりながらわたしも学んで

なんやかや 自分が一番 いろんな経験や学びをしたような気がします

ありがとうございました!

 

 

 

↓前日の夜から石田さんちに宿泊 実家に帰って来たみたい

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風呂あがったら ビールとつまみが用意されてた!!

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ひさしぶりに通った この高架 奥の高速道路がまたのびている

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住んでいた家

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美術館 夕方 窓から日が射していた 夏はなかった?と思う

日の角度が変わったかな

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一日目の授業が終わった夜 婦人会のみんながごはん持ち寄ってくれた!
タチウオも久しぶりに食べた!つるのさんありがとう
みなで食べるひさびさごはん 美味しかった

あはは あはは って 笑った 呑んだ

 

img_2867授業の準備 良い美術室なんだ! 校舎よりくつろげる がぜん

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山の稜線を下書き (下川さんと洋服しましまかぶりました)

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起立 礼 おねがいします!! とか言われて。。そわそわ

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題して「みんなの点が山に成る」 これは 滞在中の夜のワークショップ行ったものを中学生120人分にアレンジしたもの
まずは簡単に 「ものをみること」についてお話
近くから遠くへ 描くことで 経験していく

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細かいことはそこそこに とにかく描いてみる わたしが
「緑の丸を6個!」「ハンバーグ型の丸を10個!」「お団子3セット!」など次々お題をだし まじめな中学生たちはせっせと とにかく画面をうめていく

近く、目の前のことに取り組む姿勢 集中力 素直さ 求められますね

 

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なんだかよくわからないまま埋めた緑の画面 できあがった人から 裏にかいてある番号のところに 貼っていく

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最初のクラスは3−2 ほらだんだん 山に成ってきましたよ

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できたあ! このとき 目線が 遠くへ飛躍する 自分の描いた絵が 大きな山の一部になる

山のぼりをして 頂上についたときのような なんともいえない感覚

思わず歓声が沸く ただこれだけの経験 でも この「ものを見る ものを描く」

それを一緒に体験できた わたしは嬉しい

 

 

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次の授業まで 美術室でお茶飲んで休憩 おちつくわ〜
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1〜3年まで 次々やります 毎回おなじことしても 飽きない!
面白い ひとつとして同じ物が無い 絵

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山がふえてきました ワクワク!

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一枚一枚寄ってみても良いし 遠くからみても良い

視点が ズームインズームアウトをくりかえす そのたびに

なにか心がうごく

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全学年 できました! 空をぬる

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完成〜〜〜 実物はもっともっと 良いんだよ

自分の眼でみると いろいろなところに眼が動いて 捉えて 引いて 寄って

この 画面埋めきらなかった 余白の多いかんじもまた 中学生の のびしろを感じました 山に さわやかな風がふきぬけるよう

授業はじめるまえは 言いたい言葉がたくさんあったけど

絵をみたら 一緒に絵をみたら それでいいや と思った

中学生に 言葉で伝える言葉にしてもらう のはまだまだ 大変 だけど 一緒に絵をみて

そんとき それで わたしの言いたかったことは 伝わっているなあ と

思った 最後は 絵をみながらすこし感想を言い合って

それで おしまい 絵のまえで中学生に会えてよかったです

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美術の先生が壁に 生徒たちがつなぎ美術館に来てくれたときの様子を貼ってくれていた! ひとりひとりの 鑑賞シート ぜんぶよんだ うれしかった

改めて 絵を描くこと は 暮らすことだし みることだし 遊ぶことだし

はなすことだし 知ることだし ものごとの判断のひとつの指針だし

人と出会うことだし 人と自分をわけることだし なんだしかんだし

わたしにとっては あらゆるものが 絵に成る 絵と成すんだなあ

 

 

つなぎ美術館の展示は11月27日まで ひさしぶりに自分の絵みたら

すごく良かった笑! のびのび より素直に 一生懸命に 変なこだわりなく まっすぐ見つめている そういうものになっている気がします
そこからでてきた絵は わたしを次に進ませています

どうぞ 観に行ってくださいませ ませ!!

 

京浜島制作メモ(1)

家から京浜島まで絵をかきに自転車で通っている

片道50分の旅 ぜんぜん長くない 路がおもしろすぎる

滞在制作ではないものの 去年の大原美術館 今年のつなぎ美術館でのレジデンスあたりから 絵を描きにいく その場所への 路 というものと自分の絵がとても関係してきている

路はすごい 行き帰りの路は

とてもたくさんのことをひとりで考えてひらめく時間だ

路には 過去も未来も同時にあるように思う そこを走っている間は

地層みたいに重なっていくつもの時間が同時にやってくる

京浜島までの路は わたしにとって特別な路だ

小学校までの記憶では 歩く路で常に町工場のなにかの機械の音がしていた

一階が工場で 二階が住居という建物がたくさんあって 多摩川沿いには大きな工場が並んでいた

今は大きなマンションや新築の一戸建てにほとんどとって変わったので なんとなくわすれていたけれど 京浜島へ向かう路には そういう景色がある

そこの一帯を通る時 記憶の底にあったような風景の感覚がチカチカッと身体を通り過ぎる

ここを知っている! という景色にも出逢う

自分の中の 過去から今がぐにゃあ〜っとかきまざるようなかんじ

たった去年の景色や 大昔の景色 新しい景色 近くを通っていたけど知らなかったいくつもの路

ぜんぶいっぺんに現れる

町工場の中を通り過ぎるとき 旧呑川緑地という かつての呑川跡を通っていく

かつての川 都市において 河は路

まだ通いだして数日だけれど 行き帰りがすごいたのしすぎる

都市は わたしの嫌いな 夕方と夜の境界のさみしすぎる時間帯を 人の灯りで照らしてくれる だれかがいるってことが ホッとする

その色

その時 すごく良い

帰り道 だれかとビール呑みたくなるのはこの時間

通勤通学の人たちの多さ みな 実はおなじ夕方やおなじ朝の中にいる

すれ違うだけでも 同じ風景の中にいる

人の灯りでできた街

夕方の商店街とか それぞれ家路につく姿とか

工場の灯り 羽田空港 飛行機 海(津奈木とはぜんぜんちがう)

なんか 思うことがたくさんある

それを絵にしていけたらいいな

生きる中で その路を通る一回生 どんな景色も 特別になる

写真 メモメモ

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浜松町の貿易センタービルからみてみた景色 ぐるっとみれる

高すぎず良い

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京浜島の つばさ公園 目の前はもう羽田空港 泳いでいけそう

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借りてるアトリエ BUCKLE KOBO でかい
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この日はイベントがありました
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人は住んでいない 警察来ない 路上駐車し放題 土日はゴーストタウン

<行き道>

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京急線 すき

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旧呑川緑地 川だった くねってる

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海につきあたる

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向こうは昭和島

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トンネルやらもあってアドベンチャー

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京浜島に渡る橋

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となりは旋盤工場 まじかっこいい現場

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地域猫も居る 寝てる

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まじかっこいい 工場も働くおじさんも

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一郎くんが遊びに来たり

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自分でつくったお茶くれたり

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ちょうど京浜島が高田純次の「じゅん散歩」にでるっていって近所の工場のおじさんたちと集まってテレビみたり

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でてたり

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トーリーもでてたり

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ねこが絶妙な距離感で来たり します

<帰り道>

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橋は立ちこぎでのぼる

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富士山のシルエットとへんな雲

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でかい月

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夕方の京急線

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津奈木からの連続で もう制作フルスロットル

毎日が楽しくて仕方ない

時間がない 時間がない ということはもう ぜんぶ時間泥棒のせいにした

そうしたら 楽になった

時間のために描いてるんじゃねえ!今 この路を通ること 描きにいくこと自体をやっとるんじゃ!

12月あたままで そんな暮らし

 

津奈木滞在記(15)完 これから

4ヶ月ぶりに東京に戻って来たばい

帰り道というのはいつも大事で みなに見送られて一人に戻った瞬間から

この4ヶ月で自分がどう変わったか 新しく何が見えて来るか 大事な部分はどう残っているか 色々分かる

それは言葉や思考でもわかるけど 主に眼で 眼が 景色を見る眼が洗われている

帰りのオレンジ鉄道からの景色はさいこうでした 半分宙に浮いているような

でもしっかり足元が確かめられるような 自分の内側をほぼ転写するような外の

綺麗な景色 きらきら光る海 木々 家 道 コンクリート 田んぼ

自分で描いた絵に自分の眼が異化されている
でもそれはすべて もともと外にあった

滞在中浮かんだ言葉のひとつに

「眼に見えている全てが理想 それを絵にする遅さが現実」というのがあって

その 遅さ もどかしさにずいぶん頭を悩まされたけど

もうその全ては既に外にいつもあるんだ というのは とてもホッとする

でも それでも自分で絵にするんだけど したいんだけど

ともかく 羽田空港に降り立って 馴染みの駅まで行った時 津奈木町からしたら考えられないくらいの人間が片時もとまらず でもスイスイと 互いにぶつからずに高速でお互いを認識して それぞれの道をスクランブルしている中へ

一瞬で自分も飛び込んだ そんで スイスイ動いた

そのことにとても感動した

ひとつのまちからでると いつも東京に帰ってくる訳だけど

そうすると やっぱり此処も面白いしすごいし理想がある と思う

年末までは 次の絵にもうとりかかって完成させなければならない

今度のフィールドは 家 大田区 羽田 京浜島

私の生まれた土地 小学校の途中までしかいなかったけど 大学で戻ってからはもうずっと住んでいるこの場所を 改めて また絵をかきながら発見していこうと思う アトリエになる京浜島まで下見に行った時 東京と言えどぜんぜんこれまで知らない大地のかんじ でも 生まれた場所の 町工場の雰囲気や音が懐かしいかんじもあって すごくドキドキした

モノレールからみる東京の羽田地域は 未来都市みたい

でもそこにもやっぱり人が居て なんかつくってる わたしにとっては想像もできないものをつくったり 運んだりしている

毎日また 家から京浜島まで自転車1時間の旅! 脚力つけるぞママチャリだけど

津奈木滞在記は一応完だけど 今月は津奈木中学校に美術の授業をしにいくし

撤収もいくし 終わる感じは無い それでも一区切り

お世話になったみなさま まだまだお元気で

見に来てくれたみなさまありがとう!会えてよかった

まだ展示やってます!ぜひ!

ありがとうございました !

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まちの人 そとからの人 一緒に会えてうれしかった

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わたしの主治医!スーパー治療家目指しているごみふみ

受験生なのにきてくれてありがとう 風邪治してくれてありがとう すごい効く

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カイエンとも会えた もう絵が無い海 私のだった海

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可愛い

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顔だよ〜

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口はリアル入れ歯だよ〜

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念願の!!蜂楽饅頭のコバルトミルクをお店で食べた もう思い残すこと無い

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鹿児島からなぎちゃん 笑顔がピカー

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つるのさん作タチウオ 字がきれい

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ピカピカのタチウオ もうしばらく食べれませんな

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最後の婦人会ごはん ほんとうに 心から 何よりも美味しかったこの時間

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人が来ると 恥ずかしいから監視カメラでみてました

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元気でねクロ

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午後3時はおやつ 最後のおやつ時間

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一緒に絵をみて

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お見送りありがとう!!!!!!!!!!!

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楠本さんが手を振る

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振る

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まだ振る 楠本さんと出逢ったおかげで津奈木にこれました

ありがとう まだまだこれからも

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オレンジ鉄道は 良い電車だよ

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この景色がわたしの新しい視点 このまちで獲得した新しい自分の

ものをみる目線

ありがとうございました

 

 

 

 

 

津奈木滞在記(14)展覧会はじまりました!

9月17日(土)より無事に展覧会はじまりました!
ぎりぎりまでやっぱり描いていた もっと描いていたかったけども

18日には後小路雅広さんとの記念対談もありました

聴きに来てくださったみなさまありがとうございました

滞在のこと 思い出していくとつい 溢るる思いがでてしまいますね

涙はこぼさず堪えましたが きもちをまとめるのはまだ先になりそうだ

展示は11月27日(日)までです どうか 沢山の方にみてもらえますように

わたしは30日まで津奈木におり その後東京へ帰ります

後少しの津奈木生活 いろんな人に感謝を伝えにいってきます

 

搬入からオープンまで振り返り

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公開制作していたでかい絵を運びます はじめは一枚の白い壁みたいだったやつ

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場所が変わると 色も 印象も変わるなあ

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からっぽ!

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合間にかかし祭りみたり(滞在初旬に来ていた水本監督カムバック!)

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展示のぎりぎりまで最後の絵を描いた 3階の展示はずいぶんセンチメンタル

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展示初日 沢山の お世話になったみんなが来てくれた

写真は大家さん夫妻

 

 

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エナちゃんカイエン一家も  絵の中に君たちがいるよ

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沢山いるよ

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色紙にサインって初めてかいた 描いているのは間違ったタチウオ

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きてくれてありがとう 展示ぶじ案内できてほっとした

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一緒にモノレールのって遊んだ

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もう絵にはしないけど 忘れないよ この時間

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海の仲間 さいとうさんも登場 こどもらがすっかり懐いていた

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健生くんの父母も見に来てくれた お酒とお菓子ありがとう!

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展示初日の夜はひさしぶりに石田さんちで晩ご飯頂く やっと ほっと 一杯

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18日の記念対談 遠方からも見知った顔 うれしいなあ

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夜は地元のみな 遠方の私の友達 混ざって呑んだ

ほんと 絵の個展すると

色々な時に出逢った人たちが展示会場で交差するから面白い 嬉しい眺め

結婚式とかって そういうかんじなんでしょうね

 

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19日は ひっっっっさしぶりに津奈木をでて 皆で霧島アートの森で展覧会をやっていたえり菜ちゃんのところへ行った

この世界に津奈木以外の場所があることを忘れていた!というかんじで

車からの景色 温泉 食べ物 などなど 新鮮に感じた

世界は広い 自分の眼で見ないとすぐ忘れちゃう

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わたがしつくってくれるえり菜ちゃん

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夜は ダロープ亭という焼肉屋へ すごいでしょうこれ 思わずエーッ!て言った

もう肉はあと一年いいわ

このあと満腹でキュウキュウ言いながら 林田さんちに遊びにいって

更にエビやイカや魚を振る舞われる

肉と魚のオンパレード

遊びに遊んだ日だった もういま あたまからっぽ!おなかはパンパン!

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道路から見える展覧会のバナー 写真も入って みるたび嬉しい

 

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逆はちがう写真

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

展示が はじまったんだね

絵が もう自分から遠いところにいるよ 巣立っているよ

もうあとは 見る人の自由だね

絵と鑑賞者の 良い出会いの瞬間が一つでもありますように

このひろすぎる世界の 長過ぎる時間の中で ある一瞬でも

私の放った信号と だれかの生きる波長が合うタイミングがありますように

バシッ ストライーク!ってなるかもしれない わたしも知り得ない奇跡が絵のまえで起こりますように

今じゃなくても 30年後でも 絵がのこるかぎりにおいて

今も気持ちは 絵を置いていくようでいて

絵に背中を押されて次にいくようでもある

きもちがすこしづつ 自然と無理なく離れていく 津奈木の全部から

さみしい を 感謝に変えて

おなじ時間の中にいるうちは なにかを伝えたり伝えられたりしながら

失敗しても 恥ずかしくなっても プライドが崩れても

まだおなじ時間の中にいるうちは 放っていこうと思う

真剣に描いた絵のように ぜんぶに対してそうしていきたい できるかぎりはね

 

 

津奈木滞在記(13)展示前の長文

必死

とにかくここまでのまとめ 写真整理

言葉の海 Yeah 展示まもなくまだおわりなく

 

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台風の前はいつもと風が違い ざわめく ドラマチックだ 毎日空をみる

だから こういうときのワクワク感は人一倍

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ずっと雨も台風もなかったが はじめて絵をとりはずした

しかし 台風はぜ〜〜〜〜んぜんなんもなかった 外し損!

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台風の夜 かわいそうだからクロを念のため家にあげていたが こんなくつろぎ

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追い込み追い込みで眼がギラギラしてきたころ 下川さんからコバルトの差し入れ! いつもいいタイミングで買って来てくれて わたしはほんとうに嬉しい

展示が無事に明けたらやりたいこと

1、いやになるくらい寝る

2、コバルトアイスを食べに水俣までいく

このふたつのみ!!!

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自転車乗ってたら突如ビーサンがこわれる こわれたビーサンはただの板

応急処置で包帯を巻いた けがじゃないよ 痛くないよ 痛々しいけど

次の日早速アマゾンでビーサン買う 便利世の中

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海にくることが至福 終わりがみえているからじゃない

今 この瞬間自体を最高に生ききることができる

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4ヶ月美術館で公開制作していた絵には蜘蛛が住んで

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モノレールが改修工事に入り

 

 

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海から帰る道は つるのさんの船灯り

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婦人会の人に食べさせてもらいつづけて四ヶ月

こんな贅沢はもうないんじゃないか 外食に魅力を感じなくなるくらい

やはり母の料理は美味い すごい

お母さんたちは お母さんのプロフェッショナル 生きる中で磨かれた術をもっているんだ

わたしは今度自分のお母さんに会ったら ごはんつくってくれてありがとうと言う

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なんかヘニョて曲がってる夕日の帯

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最近海の仲間たちのあいだで水切りが流行っている

丸い石が無限にあるから 無限にあそべる

 

 

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流木に石を当てろ!ゲーム 当たらないんだなこれが

 

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福嶋さくらちゃんの展覧会をつなぎ美術館でやっていたんだけど

作品がとても良く

ずっとみて ゆらゆらしていられるような絵

最終日に写真を撮った 別府のはなしとかできて嬉しかった

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いったんもめんじゃん

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婦人会のみなと食べる昼食もあと数えるばかり

みな 寂しさ すこしづつかんじながら 美味しいものを食べさしてくれる

この時間 海での仲間 時間と同じくらい わたしを新しくした

 

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たまにお昼寝しにくる石田さん コロン

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いつもそこに居たね 鳥

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海で絵を描く最後の日 襟を正し 道をしゃんと走り いつもより早く海につく途中 上から除いたら もう仲間たちが居た

うれしい

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この日はもう 絵は描かなかった

なんだかへんてこな仲間が 一夏だけ同じ時間の中に居たんだね

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わたしは海からの帰り道 たくさんのことを想っていたけど

海での時間でひしひしと想っていた一番大きいことはたぶん

人と人は 交差する そのとき 信号(シグナル)を交換する ということ

帰り道 自転車で2秒ぐらいすれ違い こんばんわといつも挨拶する誰かとも

海でだけ会って 会話もほとんどしないけど 同じ夕日の中にいた斎藤さんとも

何考えているか 新しすぎてほんとうはよくわからない 20歳くらい年の違う小学生とも

私が描いている海の上に船でぷかぷか一人浮かんでいるつるのさんとも

会話や共同作業がなくとも 一瞬でも20年の付き合いでも

その交差する瞬間に もう十分ななにかが起きている

海にいくとき いるとき 描いている時

いつもは渦中にいると意識しにくい 「今の信号」を 受け取ったり出したりしていると よくわかって

答えとか もっと とか 求める気持ちはあるけれど

信号自体を 見ることができる

今がどんどん変わっていくことや 過ぎ去っていくことが寂しいけれど

それを超えた時間感覚になる

帰りの夜道 わたしはひとりぼっちで 軽くて自転車ごとETみたいに浮けそうと思う でも浮けない 体重が有るから

体重があるから浮けなくて嬉しい みたいな

まあ ちょっと変な人と思われるような感覚になる(言葉では到底むりむり!)

この実感は からだが重くなったり 人間のなにかにからめとられそうになったり

目の前の不幸しか見えなくなったり これからくるかもしれない困難とか

いやー まあ 困難というか 最終的にみんな死ぬこととか

そういうことにきちんと誠実に向かい合って生ききれるよう よく覚えておくことにする

こういう気持ちのとき もはや画家であるとか 絵を描くことも 必死でしがみつく必要がなくなる

生きることと 描くことが 年々=になっていく

ニアイコールかなあ

 

 

 

 

で 今

や〜〜っぱりぎりぎりのぎりぎりまで 終わるか終わらないか 瀬戸際にいます

でも苦しくはなく いつまでも描いていたい という想いは かなわないと知っているけど だから安心して 瀬戸際でがんばれるのだろうねえ

いやほんと げっそり 焦り でも無限の楽しさ 今を 今の信号をチカチカ

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猫ってぜったい踏むよね 作業していると

 

こぼれおちていく 絵に成りすぎる暮らしのあれこれを

とにかく時間の許すかぎり 大真面目に必死で拾っていく

なにか落としたと思っても悔やんでいる暇もないくらい 真剣に

展示は17日から!