津奈木滞在記(14)展覧会はじまりました!

9月17日(土)より無事に展覧会はじまりました!
ぎりぎりまでやっぱり描いていた もっと描いていたかったけども

18日には後小路雅広さんとの記念対談もありました

聴きに来てくださったみなさまありがとうございました

滞在のこと 思い出していくとつい 溢るる思いがでてしまいますね

涙はこぼさず堪えましたが きもちをまとめるのはまだ先になりそうだ

展示は11月27日(日)までです どうか 沢山の方にみてもらえますように

わたしは30日まで津奈木におり その後東京へ帰ります

後少しの津奈木生活 いろんな人に感謝を伝えにいってきます

 

搬入からオープンまで振り返り

img_8856

 

公開制作していたでかい絵を運びます はじめは一枚の白い壁みたいだったやつ

img_8857

 

場所が変わると 色も 印象も変わるなあ

img_8858

 

からっぽ!

img_8865

 

合間にかかし祭りみたり(滞在初旬に来ていた水本監督カムバック!)

img_8874

 

展示のぎりぎりまで最後の絵を描いた 3階の展示はずいぶんセンチメンタル

img_8876

 

展示初日 沢山の お世話になったみんなが来てくれた

写真は大家さん夫妻

 

 

img_8877

 

エナちゃんカイエン一家も  絵の中に君たちがいるよ

img_8878

 

沢山いるよ

img_8879

 

色紙にサインって初めてかいた 描いているのは間違ったタチウオ

img_8881

 

きてくれてありがとう 展示ぶじ案内できてほっとした

img_8882

 

一緒にモノレールのって遊んだ

img_8884

 

もう絵にはしないけど 忘れないよ この時間

img_8886

 

海の仲間 さいとうさんも登場 こどもらがすっかり懐いていた

img_8887

 

健生くんの父母も見に来てくれた お酒とお菓子ありがとう!

img_8888

 

展示初日の夜はひさしぶりに石田さんちで晩ご飯頂く やっと ほっと 一杯

img_8892

 

18日の記念対談 遠方からも見知った顔 うれしいなあ

img_8893

 

夜は地元のみな 遠方の私の友達 混ざって呑んだ

ほんと 絵の個展すると

色々な時に出逢った人たちが展示会場で交差するから面白い 嬉しい眺め

結婚式とかって そういうかんじなんでしょうね

 

img_8895

 

19日は ひっっっっさしぶりに津奈木をでて 皆で霧島アートの森で展覧会をやっていたえり菜ちゃんのところへ行った

この世界に津奈木以外の場所があることを忘れていた!というかんじで

車からの景色 温泉 食べ物 などなど 新鮮に感じた

世界は広い 自分の眼で見ないとすぐ忘れちゃう

img_8898

 

わたがしつくってくれるえり菜ちゃん

img_8901

 

夜は ダロープ亭という焼肉屋へ すごいでしょうこれ 思わずエーッ!て言った

もう肉はあと一年いいわ

このあと満腹でキュウキュウ言いながら 林田さんちに遊びにいって

更にエビやイカや魚を振る舞われる

肉と魚のオンパレード

遊びに遊んだ日だった もういま あたまからっぽ!おなかはパンパン!

img_8902

 

道路から見える展覧会のバナー 写真も入って みるたび嬉しい

 

img_8903

 

逆はちがう写真

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

展示が はじまったんだね

絵が もう自分から遠いところにいるよ 巣立っているよ

もうあとは 見る人の自由だね

絵と鑑賞者の 良い出会いの瞬間が一つでもありますように

このひろすぎる世界の 長過ぎる時間の中で ある一瞬でも

私の放った信号と だれかの生きる波長が合うタイミングがありますように

バシッ ストライーク!ってなるかもしれない わたしも知り得ない奇跡が絵のまえで起こりますように

今じゃなくても 30年後でも 絵がのこるかぎりにおいて

今も気持ちは 絵を置いていくようでいて

絵に背中を押されて次にいくようでもある

きもちがすこしづつ 自然と無理なく離れていく 津奈木の全部から

さみしい を 感謝に変えて

おなじ時間の中にいるうちは なにかを伝えたり伝えられたりしながら

失敗しても 恥ずかしくなっても プライドが崩れても

まだおなじ時間の中にいるうちは 放っていこうと思う

真剣に描いた絵のように ぜんぶに対してそうしていきたい できるかぎりはね