先週末 最後の夏休み チルドレンズ•アート•ミュージアム(略してチルミュ) おもいっきり楽しみました
美術館の中でたくさんのこどもおとなが 美術品を前に自分たちも表現を謳歌していました わたしも 毎日絵をかいているにも関わらず それとはまたちがう
目の前のことにただただ眼と手と触覚をつかって没頭するという行為にもう夢中
いろいろ体験したあとは ふだん描く絵の作業とはちがい あたまが軽く 眼がすこやかになるような体験
美術館の中を目隠しであるいたり 寝転んだり その感触のちがいをたのしむなどのプログラムは ただのホワイトキューブではない 大原美術館の建物そのものの面白さを実感できて唯一無二!
ふっふっふ
「木をきる人」になりきる
わたしがつくった 宿命の女だらけの団扇 ピカソがいいかんじでしょ
中庭の睡蓮を描いて それをモネの睡蓮の絵の前に飾るという偉業
わたしの絵 どれでしょう
大人気企画 「カラダで感じる美術館」で素足で美術館ごろごろ
たくさんのこどもが抽選で参加を表明する中 最後の一人をじゃんけんで選ぶということになり 二人のこどもを差し置いて大人げなく勝ってしまった
負けたこどもは無言で帰っていった ごめん
楽しい週末のあとは テレビの取材で 詩人のアーサービナードさんと一日いろいろおはなしをした わたしの絵が 人目に触れた
たくさんのあたらしい思い 拡張
アーサーさんとみる大原美術館ツアー 超おもしろかった セザンヌの絵 マティスの絵など いろいろな絵について話す 聴く
絵本もらった
それでもって 今日はマスコミ向けアトリエ公開
朝からカメラビデオマイクに囲まれた
アーサーさんが来たあたりから 絵と自分との距離が変わっていくのをかんじていた 人目に触れる なにか感想を言われる 聞かれる ほんとうにただそれだけで
自分の絵がなんというんだろう 少し遠ざかっていく気がする
でもあとひとふんばり 今こそ 細部をみるときだと思う
て!今たまたまテレビみてたら 自分がでてた 朝の自分が いた
絵が 電波にのって見えている 不思議な感覚だ
なんだろう むずむずするー
のこりの暮らしをもう一度見つめ直すこと
一枚一枚の絵を見つめ直すこと
ぐるぐる循環して ひとつの作品になって大爆発とんでけー!