今朝 晴れた道をきょろきょろ 水路や稲をみながら自転車で走っていた時
視界が一段階あかるくなるような 脳みそのスペースがひとまわり拡張するような
なつかしい けど めったにない 小学生とか もっとまえにみた景色をみるような まあとにかく 言葉ではまったく言えない感覚にビビビーンとなった
とくに 浅く 水が少なくなっている透明の水路にさかさか泳ぐ小魚をみたとき
なんかすごいかんじが 全身 しみわたった
ああ 不毛 言葉で言えない
滞在制作をしていると 制作の終わりがた こういう なんというか
これでよし!みたいな ぜんぶを肯定するような瞬間がよくある
今回の滞在でも 何度か それに似たかんじになっていたけど
今朝 うわーこれでよし! が来たような気がする
そういうとき ずっとそこに留まりたいようなきもちになるけど なかなかそれを維持することはむづかしい そして そういう これでよし!の瞬間にはいつも
だれかとそれを共有したい となりにだれかがいて 同じような景色をみていればいいのに と切望する感覚と そんなことは無理なんだな という 切なさみたいなものが同時にやってくる
だから作品をかくのだ 結局 みたいなところに落ち着いて現実に戻る 戻らざるを得ない
わたしの今回の作品は この これでよし!を 何割くらい表現できただろう
現実 現実
絵は着実にできあがってきている それとともに いろんなものとの距離も変わりつつ有る
あと一週間
はしもさんが遊びにきてくれて はしもさんのお母さんが手作りパンをくれた
一個一個 きもちかんじる美味しさ ありがとう
でた!
蛍の会 武内さんと 帰りがけにたまに話す はちみつをもらった
みつばちを飼っているんだって! すごく美味しい 栄養分しか感じない
ぜんぶの稲が ひとつひとつ 見える 気がした