津奈木滞在記(10)

お盆ですね
里帰りの人々の気配をかんじる
スーパーの品物が充実している

暮らしと絵はひとつの歯車になり 朝から晩までくるくる回転しています
いろいろなことがあるけど 立ち止まる暇がほぼなく
自転車で走っているときなどに ふと 言葉が浮かんで来たりする
それ以外は 感情もこだわりも 流れていきます

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船へのあこがれ
船が水面にうつる景色をひっぱっている

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海への坂をおりてくる私 すごい急勾配でいつか油断するとそのまま海に落ちそう

 

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朝 海で絵を描いていたら 海の方から「おーい」と聞こえて みると

カイエン君が船に乗ってた 釣りをしてた かっこいいと思った

海からの眺めはどんなですか

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上から絵をみると 船みているみたいなきもちになる

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津奈木の海はじつはあまり晴れない 中国からのPM2.5とか なにかもやもやとしたもののせいで だいたいはもや〜と晴れる
夕方も朝も
でも時折 驚きの色を発する   これは朝 浮かぶ船がまたグッド

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でたー 鹿島君

横浜から旅をして遊びにきてくれました 鹿島君のことは大学生のころから知っているけれど 会うたびに太ってる 新婚ほやほやでさらに太ったなおい!

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海へいく

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入ってみたものの ふじつぼが痛くてすぐ退散

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海からみる絵はこんなかんじかあ

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この日は夕方から津奈木の夏祭りだった

いつも海に絵を描きにいく時間に お祭り会場までいくとき

津奈木にきてこんなに綺麗な夕日はみたことない!というくらいの夕焼けだった

夕立が二日連続であって 空のもやもやがとれたのもある

海にかきにいけなくて残念!

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いてもたってもいられず お祭り会場の近くの海にきてみたら ハワイみたいだった 鹿島君も大喜び しばらくビールなど呑んで夕焼けの素晴らしさについてなど話した

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花火や盆踊り たくさんの人 この日ばかりは 気をゆるめ

ぼんやりいろいろなものを見渡す

 

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その後 いさやまさんの家にお邪魔し 鹿島くんも一緒に呑んだ

人の家って居心地いいな〜

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夜 鹿島くんと 春に私や笑平くんが主催した寿町での鹿島君の結婚パーティのときのDVDをみる ほんとうにいいイベントでした この写真は

「乾杯」を歌ってるところ
津奈木にいて 横浜のことを思い出す時 時空がゆがむ ここはどこだ。。

人は移動する 色々なところで出逢い直す それが面白いし嬉しい

津奈木をでたら 私もまた 津奈木と 人と 出逢い直せる 今はまだ渦中だけど

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鹿島くんは 石田さんとも仲良しに

ありがとう 来てくれて

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夏祭りや朝市や 大忙しだった石田さん さすがにおつかれか

アトリエにやってきてゴロゴロ  おつかれさま

 

 

 

海にかきにいくと 最近いろいろ起こる

人が人を連れて来る みたいな現象がよく起こる

いさやまさんに連れ出された飲み会で出逢ったマラソンランナーの人に 道で会い

そのまま走って海までみにきてくれた

同じくいさやまさんに連れ出された飲み会で出逢った整骨院の先生と仲良くなり

たまにからだをほぐしにいくようになったが

そこにきている患者さんの女の人が海にみにきてくれた

長崎の島原から津奈木に働きに来たらしい

どこで働いているの?と聞くと

水俣病研究センターです と言われて驚いた

私が毎日海からみているあの山の上の建物

夕焼けがそこだけ反射し太陽のように海に光の線をひくあの研究所

絵の必然と 暮らしの必然がリンクしてくる

思わぬところから

そこに何を見いだすのか どう脈絡をたてるのか それぞれの想像力にかかってる

わたしは今の暮らしに 風景に 脈絡を立てて 絵を描いていく

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