10月18、19日に津奈木中学校で美術の出前授業をやらせていただきました。
美術を教える、絵を教える というのはすごくむつかしいけれど
わたしが絵を描くことで どういう力を身につけていけているか
そういうことを考えて
「ものをみる」という力とそれに費やす時間 それが 筋力や国語の勉強の能力などと同じように 生きていく上ですごく大事で 「ものをみる」力によって タフに生きていける その可能性
それをみんなで一緒に経験できる時間にしようと思いました
結果 ほーーーんとにたのしかった うれしかった 初日の最初の時間は 焦り(授業50分てみじかすぎる!)もあったけど だんだんペースもつかんできて
どこが大事なポイントか どのようにそこへ生徒を導けるか
そういうことをすこしづつ やりながらわたしも学んで
なんやかや 自分が一番 いろんな経験や学びをしたような気がします
ありがとうございました!
↓前日の夜から石田さんちに宿泊 実家に帰って来たみたい
風呂あがったら ビールとつまみが用意されてた!!
ひさしぶりに通った この高架 奥の高速道路がまたのびている
住んでいた家
美術館 夕方 窓から日が射していた 夏はなかった?と思う
日の角度が変わったかな
一日目の授業が終わった夜 婦人会のみんながごはん持ち寄ってくれた!
タチウオも久しぶりに食べた!つるのさんありがとう
みなで食べるひさびさごはん 美味しかった
あはは あはは って 笑った 呑んだ
山の稜線を下書き (下川さんと洋服しましまかぶりました)
起立 礼 おねがいします!! とか言われて。。そわそわ
題して「みんなの点が山に成る」 これは 滞在中の夜のワークショップ行ったものを中学生120人分にアレンジしたもの
まずは簡単に 「ものをみること」についてお話
近くから遠くへ 描くことで 経験していく
細かいことはそこそこに とにかく描いてみる わたしが
「緑の丸を6個!」「ハンバーグ型の丸を10個!」「お団子3セット!」など次々お題をだし まじめな中学生たちはせっせと とにかく画面をうめていく
近く、目の前のことに取り組む姿勢 集中力 素直さ 求められますね
なんだかよくわからないまま埋めた緑の画面 できあがった人から 裏にかいてある番号のところに 貼っていく
最初のクラスは3−2 ほらだんだん 山に成ってきましたよ
できたあ! このとき 目線が 遠くへ飛躍する 自分の描いた絵が 大きな山の一部になる
山のぼりをして 頂上についたときのような なんともいえない感覚
思わず歓声が沸く ただこれだけの経験 でも この「ものを見る ものを描く」
それを一緒に体験できた わたしは嬉しい
1〜3年まで 次々やります 毎回おなじことしても 飽きない!
面白い ひとつとして同じ物が無い 絵
山がふえてきました ワクワク!
一枚一枚寄ってみても良いし 遠くからみても良い
視点が ズームインズームアウトをくりかえす そのたびに
なにか心がうごく
全学年 できました! 空をぬる
完成〜〜〜 実物はもっともっと 良いんだよ
自分の眼でみると いろいろなところに眼が動いて 捉えて 引いて 寄って
この 画面埋めきらなかった 余白の多いかんじもまた 中学生の のびしろを感じました 山に さわやかな風がふきぬけるよう
授業はじめるまえは 言いたい言葉がたくさんあったけど
絵をみたら 一緒に絵をみたら それでいいや と思った
中学生に 言葉で伝える言葉にしてもらう のはまだまだ 大変 だけど 一緒に絵をみて
そんとき それで わたしの言いたかったことは 伝わっているなあ と
思った 最後は 絵をみながらすこし感想を言い合って
それで おしまい 絵のまえで中学生に会えてよかったです
美術の先生が壁に 生徒たちがつなぎ美術館に来てくれたときの様子を貼ってくれていた! ひとりひとりの 鑑賞シート ぜんぶよんだ うれしかった
改めて 絵を描くこと は 暮らすことだし みることだし 遊ぶことだし
はなすことだし 知ることだし ものごとの判断のひとつの指針だし
人と出会うことだし 人と自分をわけることだし なんだしかんだし
わたしにとっては あらゆるものが 絵に成る 絵と成すんだなあ
つなぎ美術館の展示は11月27日まで ひさしぶりに自分の絵みたら
すごく良かった笑! のびのび より素直に 一生懸命に 変なこだわりなく まっすぐ見つめている そういうものになっている気がします
そこからでてきた絵は わたしを次に進ませています
どうぞ 観に行ってくださいませ ませ!!